ウクライナでドイツの地位低下
ロシアのウクライナ侵攻で大きな影響を受けているのがドイツです。プーチン大統領と「ツーカーの仲」と言われたメルケル前首相が退陣し、ショルツ首相に代わったことも、ドイツの交渉力低下につながったと見られています。そしてロシア産の天然ガスに多くを依存するドイツの経済悪化が、ユーロや世界経済に大きな影響を与えるようになりました。
「ユーロ全体のインフレ脅威にも」
7月のドイツの生産者物価(PPI)は、前月比5.3%、前年比37.2%の上昇と、1949年の統計開始以来最大の上昇となりました。ロシア産エネルギーに多くを依存するドイツの弱みが出たもので、天然ガス価格は前年比163.8%、電気代は125.4%の上昇など、エネルギー全体で105%の大幅上昇となったことが影響しています。
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