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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.031/第31号
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ「『今』『ここ』に集中する」
2.ちょっと御相談がありまして 「特別編」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「はっきりしていることは、過去を振り返っても意味がないということです」
4.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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3.勇気とかライフスタイルとか
―アドラー心理学のお言葉たち―
「はっきりしていることは、過去を振り返っても意味がないということです」
(『介護のための心理学入門』岸見一郎著 アルテ p84)
ご存じ『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎先生は、アルツハイマー型認知症を発症されたお父様の、80歳から84歳で亡くなられるまでの4年間の介護経験を、いくつかの本に記されています。
この『介護のための心理学入門』は、まだお父様がご存命の、介護経験真っ最中に書かれた本であり、もちろんアドラー心理学者として、アドラー心理学的な見地からの論点が読み取れると同時に、一人の介護者としてのさまざまな逡巡も真っ正直に、時に赤裸々に描かれています。
きれいごとではない介護であり、また、息子が父親を介護するという状況での思いもつづられています。
(続きは本文で!)
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