芯で捉える方法２　ヒールやトゥに当たらないためにやるべきこと

はじめに 今月のメルマガは芯で捉えるというテーマ！ まず自分が芯で捉えているかどうかってどう判断しているでしょうか？！ なんとなくわかるのが 芯で捉えることができるとクラブが左右にぶれない！ 変なところに当たると 手の中でグリップがグニャ！ッと動きます！ コレが手のマメやグリップのすり減りにつながります！ なのでよく当たるときに手の中でズレるので もっとグリップを強く握った方が良いでしょうか？！ という質問があるのですが そもそも芯を外した時の衝撃に耐えるほどのグリップ圧で握る事は人間業ではできないので やらない方が良いという事になる それよりも芯で捉えることでグリップが手の中で動かないようにする これが大切です！ それで言うと 芯で捉えるために必要な感性とは何か コレをこの今回のテーマに対する解説の前にお話します！ まず 圧倒的に大切なのが クラブの重心を感じる能力です！ ゴルフクラブは偏重心といって 芯（重心）といわれる部分とグリップを握る部分がズレている とっても難しい道具です たとえば テニスや野球のバットは 自分が握るグリップ部分の延長線上に芯（重心）が存在する！ コレにより手の動きと重心の動きをリンクさせ 芯で捉える感覚を覚えていきます！ ただゴルフはそうではないところの特殊性がある まずその得体のしれない重心（芯）を感じるうえで やってほしい事　３つの手順 １，グリップ圧を緩める ２，下三本で支える ３，肘で重さを感じる １，グリップ圧 これはクラブの重さを感じることでドコに芯（重心）があるのかを感じるという事！ たとえば ある物体を手のひらに乗せて重さをなんとなく当てるクイズがあったとしましょう！ そんな時にその物体を強く握るような行為はしませんよね？！ それだと感覚が消えて強く握るだけの行為になってしまい ヘッドの位置や重心ポイントを感じることが できなくなってしまう！ なのでなるべくまず強く握らず クラブの総重量を手の中で感じることで クラブヘッドの芯の位置を手の中で感じれるようになります ２，下三本で支える 次にどこの指で支えるのかという事 僕はゴルフクラブをただ握るという感覚ではグリップしていません どちらかといえば 重さを支えている という言葉が 一番適切かと思います！ その時の大事な指は 小指、薬指、中指の３本 になります この指で魚釣りをしているように 釣り上げるようにクラブを支えます 決して強く握る必要はありません！ そうすることでシャフトのしなりを感じて クラブ全体の重さを感じることができます ３，肘で重さを感じる 指で重さを感じたら 最後に肘に重さをゆだねる 何か重たいものを支えるように抱きかかえる時 両肘は自然と下を向きますよね つまり クラブの重さを肘で感じること が大切になります そうすることで脇が締まり 正しくクラブをコントロールできるアドレスが自然とできる コレが芯で捉えるための 正しい準備 セットアップという事になるのです つまり グリップを柔らかく握りクラブの重さを感じ 小指、薬指、中指で支えるようにグリップし シャフトのしなりを感じ 最後に 肘で重さを感じることで 脇が締まり体幹へとクラブの重さや芯の位置を感じ取る まず芯でと捉えるための感覚を養う グリップにおける手順を見直してみてください！今までにない感覚を手に入れることができるはずです！ では 本題に移っていきます