円安のメカニズムと考えられるもの
おはようございます。
夏の疲れが一気に吹き出ている状態の角野。なのに、仕事は忙しい。おまけにマーケットも荒れ模様。確率、つまりサイコロの出目というのは、最終的に50%の確率にはなるけど、10回程度のサイコロを振っても、9回と1回のように偏りが出ることはよく知られていることです。つまり良いときは徹底的によくなり、悪いときには徹底的に悪くなる、人間は悪いことの記憶の方が優位にたつ性質の動物なので、悪いことばかり、とおもいがちになりますが、最終的にはよいことも悪いことも半々になるもの。今は、悪いことばかり起こる循環なのだ、と割り切っています。ただし、人それぞれにトレンドがあり、自身が現在、短期的、中期的、長期的にトレンドがアップトレンドなのか、ダウントレンドなのかを判断する必要があります。それを分析して自分の行動を決めていく。人生ってこういうことなのだろうな、と思います。
小難しいことを記したのですが、悪いことばかり起こるにはまた悪いことが起こる可能性が高いということ。逆にいえば調子に乗っていることにあらゆることに精力を傾け努力するタイミングというものがあるわけです。
どうでもいいから、さっさと仕事しろ、と周囲から言われるのは言うまでもありません。でも、ドMの角野はそれがエールのように聞こえる、特異体質(笑)。
■なぜ円安になるのか?
私は世間一般で言われている、金融緩和の拡大や縮小、金利差で円安が加速しているというのはある程度の合理性がある、とは考えていますが、全面的には信用をしていません。なぜなら、たとえば金融緩和の状態は、日本は拡大していると一般的には言われていますが、日銀の資産規模は拡大していません。
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/japan-central-bank-balance-sheet.png?s=japancenbanbalshe&v=202208061007V20220312
このように日本銀行の資産規模は縮小しているのです。詳しい方は日本の政策はマネーストックで見るべきだ、という意見もありますが、違う統計を比較対象にするのが正しいことなのか、と考えたりもします。
金利差の問題は、金利差が拡大しているときに円高になることはしょっちゅうあることですし、金利差など有意なデータではない、というのは今までに何度も言ったことです。
■人民元と円
人民元と円の関係はきのうのツイッターにも記しましたが、以下の通りです。
https://twitter.com/ytk172jp/status/1567656574054989825
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