……そこで先ほどの「 9月23日に巨大な太陽嵐がやってくる」
という研究者の主張を先月知ったわけです。
最初は、
「さすがにそれはなあ…」
と、気にしないままでいました。
「1ヶ月先の具体的な日付けのある太陽フレア発生を予測できるわけがない」と。
それは、今でもまったくその通りだと思っているのですが、
ところが、なんと、
「先日、観測史上最大と見られる太陽フレアと見られる爆発が発生した」
のでした。
これは、今から 4日前の 9月5日のことです(日本時間で 9月6日)。
爆発は、地球から見て太陽の裏側で起きたので、
地球には何の影響もありませんでした。
このことは、ブログ等ではご紹介していないのですが、
理由としては、地球の裏側で発生したので、
どの程度のフレアだったか、正確に規模を数値で表せないのです。
ただ、この爆発について、
ジョンズ・ホプキンズ大学の太陽物理学者であるジョージ・ホー博士は、
科学メディアのライブサイエンスに、
「多くの論文がこの事象を今後何年も研究することになるでしょう」
と述べていたことを書いています。
書き忘れましたが、このことはライブサイエンスの記事で知りました。
その一部を抜粋します。
2022年9月8日のライブサイエンスより
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「これまでに検出された中で最大の太陽嵐の 1つが、
ちょうど太陽の裏側で爆発した」
9月5日、太陽を観測している NASA の STEREO-A 観測衛星は、
太陽からのコロナ質量放出を発見した。
太陽の大気の上層から噴出する荷電粒子の雲がスペースウェザーで報告された。
ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理学研究所の太陽物理学者であるジョージ・ホー博士は、
スペースウェザーに対し、この爆発は「ありふれた出来事ではない」と語った。
「この 9月5日の出来事は、2020年に観測衛星ソーラーオービターが打ち上げられて以来、
これまでに見た中で最大の太陽エネルギー粒子嵐の1つであると言えます」
「先週の CME による放射線嵐より、少なくとも 1桁強い」
スペースウェザーによると、太陽の自転により、
この爆発をもたらした黒点は来週、地球に面し、すぐに活動を始めるだろう。
https://bit.ly/3Ruxoh2
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ここまでです。
NASA の観測衛星が撮影した画像は以下です。
https://bit.ly/3L1TNjp
中心の白い円が太陽の大きさです。
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