Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2022/09/12 第622号
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今週の目次
○「はじめに」
○「本日ページの運用」
○「AmazonからopenBDを引くブックマークレット3」
○「デジタルテクノロジーについて」
○「おわりに」
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○「はじめに」
ポッドキャスト、配信されております。
◇第百十三回:Tak.さんと原稿のバージョン管理について 作成者:うちあわせCast
https://anchor.fm/rashita/episodes/Tak-e1nhqm6
今回は、お互いがどうやって原稿を管理しているのかをお話しました。倉下はさまざまな方法を試しているのですが、基本的にはテキストファイルベースの方法となっております。
こういう話も、なかなか外側からは見えないので面白いですね。
〜〜〜これからについて考えた〜〜〜
思うところあって、自分の今後の執筆活動に関していろいろ考えました。
物書きの仕事をはじめてもう12年ほどになりますし、このメルマガやシゴタノ!も同じくらい続けています。R-styleは18年くらい。かなり長くやってきました。その他、最近はじめた媒体もいくつもあり、全体としては混沌としています。
本棚と同じように、自分の活動もまた定期的に点検し、必要ならば整理を行うことも視野に入れたいところです。
私が今年掲げたテーマは「ライティングフローを確立する一年」でした。これは、「メモから原稿への流れ」とか「日々の執筆の流れ」をイメージした目標ではあったのですが、実際に取り組んでみると、それだけで終わる話ではないことに気がつきました。
・どんなメディアを使っていくのか
・そこでどんな方向性のコンテンツを書いていくのか
これらのコンセプトとセットになっているのです。というか、こうしたコンセプトを変えないままに、「作業」だけを変えたとしてもたいした変化にはならないでしょう。大きな枠組みが固定されたままだからです。
この仕事を始めてから、ともかく目の前の仕事を片づけることで精いっぱいな日々を送ってきましたが、一年ほどの休業期間をはさみ、その後一冊の本を──それもそれまでとかなり毛色の違う本を──書いたことで、私の目の前に広がる風景が変わりつつあります。
とあれば、ここから進み始める一歩もまた、変えていきたいところです。
別段、大きな野心があるわけではありません。広げる風呂敷自体は(いつものように)大きいでしょうが、やっていくことはこれまでと同じです。
文章を書き、本を作ること。
そこに「自分なりの仕事」を加えていくことを目標に、これまでの仕事を振り返りながら、これからの仕事について考えていきます。
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