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第233回 暗号通貨の先週の動き、トラック運送とブロックチェーン その2
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▼今回の記事
今回もいつものように、ビットコインを中心とした暗号通貨の先週の動きについて紹介する。「テレグラム」などのSNSで個人投資家が多く集まるアカウントで注目されれている動きを中心に紹介する。
次にメインテーマとして、トラック運送とブロックチェーンの概要の続き、ならびにこの分野で注目されているプロジェクトを複数紹介する。
▼安定的に上昇しているビットコイン
9月9日からビットコインの相場は上昇し、300万円を突破した。それからというもの、300万円台の前半で安定的に推移している。ちなみに9月12日現在では312万円前後で取引されている。
前回の記事で紹介したように、ビットコインは新しい上昇相場に入るためには2万5000ドル(350万円)を突破できるかどうかがカギとなるという予測だったが、ビットコインの安定した上昇がこれからも続くと、この水準の突破も不可能ではなくなる。このまま相場がこの水準にまで上昇するのかどうか注目しなければならない。
●9月のビットコイン相場予想
このようななか、個人投資家が集まる「テレグラム」のアカウントでは、次のような見通しが注目されている。複数の人気アカウントが掲載している内容の要点だけを要約した。
相場は2万1650ドル(約303万1000円)に向かっている。これが次の抵抗線になるだろう。だが、もしこの抵抗線が破られると、ビットコインを2万2000ドル(約308万円)まで上昇うるはずだ。9月にはさらなる調整局面も予想されるものの、月末までに2万3000ドル(約322万円)を超える可能性が高い。
このような見通しが「テレグラム」に書き込まれたのは、おそらく数日前の9月10日前後だろうと思われる。ビットコインの相場はこの抵抗線をすでに突破し、現時点ですでに312万円になっているので、予想された322万円には比較的に早いうちに到達することは間違いなさそうだ。
●ビットコインの上昇をけん引する株価
このような過去1週間のビットコインを中心とした暗号通貨の相場をけん引しているのは、ダウやナスダックなどの株価の高騰である。特にビットコインは2020年から21年の高騰時に株式市場との連動を深め、ほぼ同じように相場が変動するようになっている。この連動性の理由は比較的にシンプルだ。株式に投資をしている大口の機関投資家が、ビットコインにも投資を拡大しているからである。彼らは株のようにビットコインを扱うので、株式とビットコインが同じような投資行動を反映するようになったからだ。
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