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◆◆ 【TAROの競馬ノート】重賞回顧&結果報告~ダディーズビビッドの騎手のことなど、少し考えてみる~
◆-----------第2608号 2022/09/12-----------------------------------------------------------------------------
--目次-------------------
1、先週の重賞回顧
2、結果報告
3、Q&A(今年は随時冒頭でご紹介します)
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こんばんは。
先週末はそこまで勝負したいレースも多くなかったのですが、その中でひとまず重賞が的中して良かったです。土曜の◎ライラックをあまり生かせなかったのですが、日曜の◎ファストフォースは想定通りの競馬をしてくれました。
ファストフォースは小倉重賞で連続好走歴があるのでどうしても平坦のイメージが強いですが、単純に走りだけみると急坂の方が合いそうなんですよね。昨年末に阪神芝1200mの京阪杯で穴をあけ、今回は中京芝1200mで穴。
特に昨日は直線で坂を迎えた時にグッとギアが入って力強く上がってくる姿が頼もしかったですね。今後も急坂での一撃に期待できそうです。
さて、そんなセントウルSに関わることで質問も来ていますので今回もお答えします。
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【質問】流石のTAROさんも触れられてきていないない所なのでお聞きしたいのですが、ダディーズビビットはどう考えても騎手によるマイナスが大きいと思ってしまうのですが、どうでしょうか。成績自体は安定していますが、過去にはホウオウアマゾン、カイザーミノル、近走ではシゲルピンクルビーやエントシャイデン、ジャンダルムらの差のない競馬をしてきた本馬の能力からすると安定の成績も決して良いとは思えないのです。見解をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。
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→偶然なのですが、竹之下騎手についてはちょうど今回のタイミングで回顧で触れました。
ほぼご指摘の通りだと思います。基本的にキャリアをある程度積んでいる中で、年間10勝未満の騎手がいたとして、
「勝ててないけど実は上手い」
というケースはほぼ皆無だと思います。もちろん新聞記事などを見ると、例えば馬との絆とか、強い思いみたいなものが出てくるのですが、やはりそれと技術的なものは別で、残念ながら現実はやはり上手くない、結果も伴わないケースが多いですね。
騎手に大事なのはまずは技術だと思います。
すごく極論にはなりますが、付きっ切りで乗っていても、そんなことより上手い騎手がテン乗りの方が結果が出る…というケースが多いわけです。ミスニューヨークだって乗り替わりがキッカケで出世しました。
ただ、これを言うと元も子もないし夢もないし、何より好感度も低いし、シガラミが多いメディアは誰も言いませんね。
端的にいえば、ダディーズビビッドは騎手次第でもっと重賞戦線で活躍できるとは思います。ただタイムリミットもあるとは思いますが…。
もっとも…だからといってなんでもかんでも上位ジョッキーになっても面白くないですし、こういう馬やこういうコンビがいるのもそれはそれでいいのかなと思いますけどね。馬券的にはやっぱり人気になりづらいですが、割とその人気になりづらさに対して技術の低さもかなり盛り込まれているなと思います。
ヒストリーメイカーとか、ミスニューヨークとか、そこら辺の馬を見ているとやっぱり騎手って大事だなとは思いますよね。
あと昨日どこかのレースで田中健騎手が追い込んで来たのですが、その時も、
「普通に追える」
ってのはやはり誰でもできることではないのだなと感じたりしました。
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