メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

危うい韓国の安全保障、北朝鮮の先制的核攻撃宣言どうする?

勝又壽良の経済時評
  • 2022/09/15
    • シェアする
忘れるなロシアの侵略 北の先制的核攻撃恐怖 経済安全保障の時代へ 台湾侵攻2027年説 朝鮮李朝時代から、韓国の外交感覚は鈍感であった。朝鮮が、日本の植民地になった背景にもこれが影響している。幕末日本は、欧米列強のアジア進出を見て積極的に開国し、欧米化政策を打ち出した。日本と朝鮮の開国事情には、このような違いが認められる。 韓国の歴史感覚の鈍感さは、現在にいたっても変わらない。朝鮮戦争という手痛い経験をしながらも、その教訓が全く生きていないから驚くほかないのだ。 忘れるなロシアの侵略 北朝鮮が、先に「先制的核攻撃」を宣言した。また、いつもの恫喝かと軽く考えてはならない。この2月、欧州で「まさか」と思われていたロシアが、「兄弟国」ウクライナへ侵攻したからだ。北朝鮮が、韓国へ「核攻撃」を仕掛ける可能性と重なっているのだ。「まさか」と思って油断していることが最も危険である。それを、ロシアのウクライナ侵攻が教えているのである。 米国は、「中ロ枢軸」として警戒感を強めている。第二次世界大戦終了後、すでに77年が経っている。中ロの権威主義国家が、米国を頂点とする民主主義国家へ挑戦し始めていることは、今回のウクライナ侵攻でその一端が明らかにされた。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 木曜日(年末年始を除く)