2022.09.16更新分
■ 着実に進む!「全固体電池」への取り組み~有望市場で海外勢との競争に先手
今回は二次電池、とくに今何かと話題になっている「固体電池」の話題。9月9日の日経電子版にあった全固体電池の記事によれば、有力な次世代電池として電機や車各社が開発する「全固体電池」で品質や性能を評価するビジネスが相次いで始まっている。電気自動車(EV)への搭載も予想される中、追い上げる海外勢との競争に先手を打つ日本勢の姿がそこにある。
既知のとおり、全固体電池は電解液を固体の電解質に置き換えるもので、発火などの恐れが少なく従来の電解液を用いたリチウムイオン電池に比べて安全性が高いとされる。そんな全固体電池の世界市場は35年に約2.1兆円に達し、19年比で1000倍以上の規模まで急成長する見込み。小容量の「酸化物系」はモバイル機器や産業機械向けですでに量産が始まっている。大容量にできる「硫化物系」はEV向けとして実用化が期待される。
以下に、関連する企業の横顔と業績推移、現在の株価位置などを確認しておきたい。
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