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【渡辺勝幸4385号】手本とすべき文王

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4385号 令和4年9月16日(金)発行   発行部数 11,516 部 【手本とすべき文王】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【手本とすべき文王】 孟子が聖人を引用する場合には、 それぞれ採り上げるべき事実を挙げて それを指示しています。 例えば舜について語る時には、 さきの第十六章に見たように、 その一善言を聞き一善行を見れば、 江河を決するがごとく敢然と善に勇んだことを採り上げています。 文王については、本章、 梁恵王上篇第二章〔民と楽しみを同じうしたことを採り上げる〕、 同下篇第三章〔勇を好んだことを採り上げる〕、 第四章〔岐を治めたことを採り上げる〕、 離婁上篇第七章〔文公を師とすべきことを採り上げる〕、 第十三章〔老人を養うことを採り上げる〕、 同下篇第二十章〔民を視ることが傷ついた人を見るようであったことを採り上げる〕、 および本篇第十章〔人々は文王によって興起したことを採り上げる〕 等を通看すると、だいたいにおいて、 民を愛し仁を施し、業を創め統を垂れたことについて 述べていることが知られます。 以上につけても、わたくしは平常 「今の諸侯が最も手本とすべき人物は、文王である」 と考え、また窃かに 「わが洞春公(註:藩祖毛利元就)の事蹟は、  大いに文王に似ておられる」 と考えています。

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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