台風が去ったけどマーケットの台風はFOMC
おはようございます。
まだ東北地方には台風は停滞しているみたいですので東北の方は被害がないようにお願いしたいものです。しかし、台風一過で乾いた北風が流れ込み、不愉快な湿度が下がりすこしご機嫌になった角野(笑)。だったら、仕事しろよ、という容赦のないツッコミ台風は去らないようです(笑)。でも、そういうツッコミは不愉快ではないドMの角野(笑)。
■ドル円について
15分では、300が下を向いたと思いきや、今度はご本尊さまの4時間が買いっぽい足になったのがきのうのテクニカルです。
要は4時間から5分まで10.30.100.300のすべての移動平均線が↓を向くという形が出るのはなかなか難しいもので、あとはFOMC待ちになると思うのです。
つまりマーケットでトレンドが出るというのは非常にレアケースでそればかりを期待しても仕方がないのです。
ファンダメンタルズではもう一度、記しておきますが、ユーロが利上げをした結果、ユーロの崩落状態が止まった、相対的にドルはユーロが下がれば、上昇するという為替はシステムになっていますので、ドルの上昇も鈍化するということになります。
このドルインデックス、たとえば、私が示している4極通貨であれば、ユーロの割合が一番高いのでその比率は40%超です。円や元は10%以下の比率ですので、基本的にはドルの価格というのは、ユーロできまるということになります。
ただし、中国の経済成長がほかの先進国が1-2%の成長になっているのに対して、中国は5%超の成長をしていますので、中国の動向も為替市場、ひいては株式などのリスク市場でも注目されている、ということになります。
中国の成長が昨今のロックダウン、電力不足等によって鈍化をしている、と喧伝をされていますが、現実の世界では、たとえばエネルギーや食糧の増産分はすべて中国に供給される、という基本的な現実から目を背けるべきではありません。その増産分のエネルギーや食糧を中国が購入しなければとっくに資源価格は下がっている、ということです。下がっていないでしょう。ゆえに中国が減速をしている、というのはまやかしにすぎない、と言っているのです。
その中国の貿易相手一位はユーロ圏、実質はドイツですけど、ドイツはコロナや電力、暖房問題で凹んでいると思いますが、おそらく中国並みには回復が早いでしょう。となると、ユーロや人民元高も復活するのも時間の問題でしょう。
日本も中国が貿易相手一位ですので、日本円も高くなるでしょう。
すべての通貨が高くなれば、今までのようなドルの独歩高というのは難しくなってくるのは自明のことです。ただ、世界の投資家の目線が金利に注がれている現在、金利を上げようとしない日本が安い可能性はあります。
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