コロナ後遺症の全容を解明せよ
コロナ感染後の成人患者のうち、8人に1人(13%)が、なんらかの長期的な症状を経験していることがオランダの研究チームにより報告された。チームは、デジタル調査票を用いて、非感染者と感染者において、23の症状の頻度に関するデータを収集した。この調査が行われたタイミングでは、感染者はアルファ株またはそれ以前の型に感染していた時期で、ほとんどの人はワクチン未接種の時期であった。
結果はランセット誌に掲載された。感染者の21%(381/1782人)が、感染前と比較して感染後3〜5ヵ月後に少なくとも1つの新しい症状または増悪した症状を経験していた。非感染者では、8.7%(361/4130人)であった。後遺症の主な症状は、胸の痛み、呼吸困難、呼吸時の痛み、筋肉の痛み、味覚や嗅覚の喪失、四肢のしびれ、喉の違和感、異常な暑さや寒さの感覚、身体が重い、全身倦怠感などだ。
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