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FOMC後の世界

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/09/21
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FOMC後の世界 おはようございます。 気温が下がり、湿度も50%台で不愉快な気分がすべて吹き飛び快調な角野。しかし、こういう気分のいいときに必ず水を差すれる連中は「おおまかな動きはあっているけど、細かい動きがちっともだね」「もっと人より努力せよ」などと冷や水を浴びせることを必ずいう私の周囲(笑)。快調なときほど気をつけなければいけないことで細かな動きはあまり、というのが読者のみなさんも、私自身も・・・残念と思っています。私自身も人より多くの努力をして欠点解消に努めてまいります。嫌味な周囲、とは思いますが、ある意味、ありがたい、存在です。調子に乗らないように釘をさしてくれるけど、ちー――っとは考えろよ、とときどき思う(笑)。 ■岸田さんの豹変 内閣支持率に一喜一憂はしない、と毅然と言い放ったのには驚きました。以前はこのような発言をしたときには目が泳ぎ、体はふらふら、とあちこち動きまわり、自信のなさが見ている方に伝わりましたが、きのうの会見での態度は心の中の叫び「うるせぇーんだよ、黙ってみていろ」という叫びが聞こえたような気がしました。 政治家というのは言った言葉も大事ですが、こういう言葉に出ない態度も非常に大事で、発足当時の岸田さんですと、コイツ本当に大丈夫なのかな、と思うことしきりでしたが1年弱たった現在、少しは信頼ができるようになったね、とは思います。だからといって全面的に信用しているわけではありませんが、以前よりはずっと「まし」になったと思います。このような態度であれば、統一教会など、解決しようもない問題などなんとかなるのではないのかな、と思ったりもします。 一方で、バイデンは台湾海峡危機をあおります。米国にとっても、アジア太平洋地域の国々にとっても安全保障の安定というのは国の浮沈がかかっています。その安定というのは、マストの要件です。しかし、バイデンはわざわざ、収まりかけていた台湾海峡危機をあおる、意味は何なのか? と皆さん思いませんか? 私は思います。危機をあおってメリットなど何もないのに危機をあおる、本当に中国が侵攻する可能性があるのか、現時点で目に見える情報では危機が高くなっているとは思えません。リスクが迫っていないのに、危機をあおる、何か、目的があるのでしょうね、と思うのが通常です。それがきのう記したことだと思います。もっとも軽口で、言ってはいけないことも平気で言い放つ、バイデンですから何も考えていない可能性もありますけど(笑)。笑いごとではないけど・・・。 ■FOMC後の世界 少し細かい点を書くと、今のマーケットは1週間前の動きをなぞっている動きです。たとえばドル円ですが、2週間前の火曜日に大幅に円安になり、新値を更新しました。そして先週は米国のCPI騒動で2番天井をとりました。

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