元外資系レジェンズ『Team xoxo』あなたに寄り添う投資情報
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シルバーウィークの間日本株は3営業だけでしたがかなり内容の濃い週になりました。FOMCは75bp利上げで予想通りだったもののその後の相次ぐタカ派発言、日本は緩和政策変わりなしでしたが24年ぶりの円買い介入、世界各国はそろって利上げ、金曜日はイギリス大幅減税もありなんだか世界の金融市場が非常に不安定な感じ。23日から始まった祝日取引もお祝いムードというよりは売り場を提供しているような気がしてならない...いつになったら安定するのでしょうかと不安ながらも今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.ダブル・スコープ祭りの後だからこそ立ち止まり振り返ろう!
2.FOMC後、10月はどうする?
3.【連載】 はじめての株式投資 第2回:「いいトレーダー」になる方法 重要なディシプリン
4.Team xoxo 9月監視銘柄アップデート
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1.ダブル・スコープ祭りの後だからこそ立ち止まり振り返ろう!
株式市場には『事件』がいつも起きている。
シルバーウィークの間の週にも関わらず今週のマーケットは『事件』に事欠くことはなかった。
前週に発表された米国8月CPI発表以降さらに重要性を増した米国FOMCでの米国利上げが日本時間木曜日午前3時に発表され(結局大方の予想通り75bpの利上げ)、パウエルFRB議長のタカ派発言を機にマーケットは一段安となった。
そのような中、日銀政策決定会合では引き続き日本の緩和的政策の継続が決定され日銀黒田総裁の記者会見中に一時為替が146円台まで円が売り込まれると、その後日銀は24年ぶりの円買い介入に踏み切った。
為替は140円台前半まで円が買われたものの、その後も欧米各国の利上げが発表され米国株式市場は引き続き軟調に推移している。
ざっと書くだけでもこのような一連の大きな金融政策に絡む一連の『事件』に株式市場は翻弄されているかのようだ。
そのような大きなうねりの中でもう一つ日本の投資家にとって大きな事件があった。
6619 ダブル・スコープ株の急落である。
■ダブル・スコープとは
そもそもダブル・スコープグループは、同社と連結子会社4社(W-SCOPE KOREA CO.,LTD.、W-SCOPE CHUNGJU PLANT CO.,LTD.、W-SCOPE HONGKONG CO.,LIMITED、W-SCOPE New Energy(Shenzhen) CO.,Limited)の合計5社で構成され、リチウムイオン二次電池用セパレータの製造・販売を主たる事業とする会社である。
EV市場拡大を受けて車載絶縁材需要拡大と韓国子会社のコスダック上場が材料視されて今年の4月頃から動意し始め9月15日にはザラ場中に3175円の高値を付けている。
その株が材料となっていた子会社の需要予測に関する噂や開示がきっかけとなり急落した。
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