【 2022年09月26日 】第516号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り相場
・利上げはいつかは終わる
米国では8%を超えるインフレ退治を最優先としており、急激な利上げに踏み切ってい
ます。
利上げは資金調達コストを押し上げるため、借入による設備投資や住宅購入を抑制しま
す。
それはつまり景気減速を招きますから、その不安感から足元ではダウ、ナスダックとも
に株価が大きく下落しています。
NYダウはついに3万ドル割れ。
ここで出動だ!
しかし、永遠の利上げはありません。いつかは止まる日がやってきます。
そのあとはどうなるかというと、反動による株価反転ではないでしょうか。
米国の個人消費は底堅いですから、景気拡大期待による株価上昇かもしれません。
ウクライナ情勢の影響を大きく受ける側面もありますが、インフレ抑圧のための利上げ
は年内~来年始めくらいまで続く可能性がありますから、その間の株価が軟調なのは仕
方のないことです。
しかし中長期で考えたとき、移民を受け入れていて人口が増加を続ける市場環境、そし
て日本や欧米と異なり少子化問題もほとんどない国ですから、一時的な下落や暴落は
あったとしても、米国市場は底堅いのではないか、と私は考えています。
つまり何が言いたいかというと、株価が軟調ないまこそ米国株を仕込む時期ではない
か、ということです。
むろんどうなるかはわかりません。
これから本格的な景気後退が始まるという人もいれば、エネルギー版のリーマンショッ
クが起こるという人もいます。
しかし、もしそうなれば日本だけでなく世界中が影響を受けますから、どのセクターに
投資していても無傷では済まないでしょう。
不動産投資でも「東京がダメなら日本のどこに投資してもダメ」と言われるように、米
国がダメなら世界のどこもダメな可能性は十分にあります(その場合は有事の「金」か
もしれませんが、リーマンショックのときはすべて暴落しました)。
と考え、2月に仕込んで7月に利益確定した米国株を、再び仕込むことにしました。
この考えが間違っていたかどうかは2~3年後にはわかると思います。
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