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ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1270
<Vol.1270:水曜正刊:第二のリーマン危機は、あるのか>
2022年9月28日:
・一般的な見方では、リーマン危機の再来はないという(70%)。
・本稿では、米国、中国リセッションから金融危機になるのかどうか
を検討する。鍵は、株価下落と住宅価格の下落幅である。
・当方は、徒党を組まないで、少数派の見方をしています。
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【22年の9月の円安:145円】
米国FRBは、8%台のインフレ抑制のため、8月の市場予想より0.25ポ
イント高い0.75%の利上げを行いました(9月21日)。
一方で、日銀は「利上げは景気を後退させる」として、ゼロ金利と金
融緩和の姿勢を変えていません(22年9月下旬)。
↓
日米の政策金利の差は、3%に拡大しため「ドル買い/円売り」が増え、
「ドル/円」は一時、145円を超える円安に拡大しました(9月22日)。
今日は144.8円あたり(9月28日;安倍元首相国葬の翌日)。
(注)22年2月24日からのウクライナ戦争の前、日米金利差は1.5%程
度でした。そのとき「ドル/円」のレートは104円から110円の幅で均
衡していました。均衡とは、外為市場でのドルと円の売りと買いがほ
ぼ一致し、通貨レートの変動幅が小さいことです。
↓
ゼロ金利と金融緩和に固執する日本政府と日銀は、
1)「急激な円安(145円)」は困るとし、
2)日本の金融危機の1998年以来24年ぶりの「為替介入(ドル売り/円
買い)」を行い(9月23日~)、
3)「ドル/円」は144.8円にまで、わずかに1.2円戻しています。
日本の為替介入(推計3兆円)の結果の円高は大きくない。
「ドル売り/円買い」ができる原資(ドル預金)、財務省の20兆円く
らいしかないからです。金融筋は「ドル売り/円買い」の金額の少な
さを見通しています。
ヘッジファンドは「すぐ円安に戻る」として、オプションで円売りを
しています(円安が利益になるプット・オプション)。
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