拾われし者|No.137|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.137
「異国の地からの底力(前編)」
ウクライナ侵攻から始まった2022年。
短期で終わらせる目論見は、ついに長期戦になっている。
ウクライナの国のなかにも、当然の如く親ロシア派の州が存在し、東部地域2州を軸に少しずつロシアが侵攻を強めている。
このウクライナも、私が訪問したラトビア共和国も元はソ連連邦の国々。
ロシア出身の人々が数多く暮らしている。
ラトビアから日本に来た教師・アディルもロシア系の学校の先生だった。
真っ青な顔で横たわるアディル。
小さな声で「I am sorry. I am sorry」と小さく呟きながら熱にうなされていた。
その横で心配そうに、生徒が泣きながら見守る。
「仕方ないが、今日の大会は絶対に無理だな。」
そう諦めかけた瞬間。
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