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2022.10.03発行 NO:0104
家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫)
もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』
あとがきにかえて 父子二代坂口安吾への思慕と幻想 家畜人ヤプーの館物語
毎月 第1月曜日(祝祭日・年末年始を除く)発行
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https://yapou.club/ --
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「康芳夫 × 虚霧回路」#6 配信開始。
ゲスト~「女優・歌手・作詞家」戸川純(ヤプーズ)
https://www.value-press.com/pressrelease/291968
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◆家畜人ヤプー
http://goo.gl/6mbXy #wikipedia
昭和四十四年
『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。
マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。
出版する価値のある本だ』
そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。
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◆『家畜人ヤプーの館』より
もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!
日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』
1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の
高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」がオープンしました。家畜人ヤプーの館で
起こる、著名人達の宴をリアルに記録した、家畜人ヤプーの館 支配人(著者
)だから残すことが出来た、もうひとつの家畜人ヤプーの世界『家畜人ヤプー
の館』
人は誰もがそれぞれの心の中に闇を抱えているのではないかと思う。光が射す
表の世界と違い、心の裏側に潜在意識として蔓延している闇の世界、日常生活
を過ごしている時には気付かない不安や怒り、悲しみ、痛み、嫉妬、呪いなど
が渦巻く裏の世界、サド・マゾヒストの世界もその一つと言える。(『家畜人
ヤプーの館』プロローグより)
著者:登口安吾(とぐち あんご)
本名、昆春夫。1946年生まれ 新潟県出身 明治大学法学部法律学科卒業 学
生時代より飲食店を経営(バー、居酒屋、ショーパブ)。大学卒業後、本格的
に飲食店経営を学ぶべく訪欧。帰国後、パブレストラン、ショーパブなど複数
の店舗を企画・経営し成功を収める。その後、1970年日本初の高級SMクラブ「
家畜人ヤプーの館」を家畜人ヤプー 全権代理人 康芳夫の全面支援のもと新
宿にオープンする。客には、各界の著名人(作家・映画監督・役者・芸能人・
マスコミ関係)が連日集まり独特の社交場となる。本書は、当時の「家畜人ヤ
プーの館」で起こった様々な光と闇の人間模様を綴ることによって先人へ向け
た鎮魂歌を。そして現在を生きる人たちへのコンプレックスの源とは何か?と
の思いで記したノンフィクションである。
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あとがきにかえて
父子二代坂口安吾への思慕と幻想 家畜人ヤプーの館物語
今からおよそ八十年前、越後の国、新発田市へ、今は新潟市秋葉区となった新
津市大安寺村から、十九歳と十七歳の若夫婦が毎朝自転車で三十キロ近くの道
のりを通い戸板一枚に駄菓子を並べて売る商いを始めてから、新潟県でも有数
の菓子問屋にまで育て上げた私の両親は、二人とも尋常小学校六年と三年が最
終学歴で、文字通り社会に放り出され、奉公先で知り合い結ばれ、貧乏人の子
沢山を絵に描いたように、十一人の子供をもうけた。
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