ようやく光がみえてきた
おはようございます。
いつもふざけたことを書いているいつもの出だしなのですが、真面目に書こうかなとも思うのですが、おもしろい、ということが好きな私。世知辛い世の中でも、やはり笑っていることは大事なこと。というわけで、朝のミーティングから「仕事しろ」と今朝も言われました。私はニヤリと笑って、はいはいはい、という。はい、は一回でいい、何回いわせりゃいいんだ、といつもの光景(笑)。ドMな私はそう言われることが幸せ(笑)。
■結局、バブル経済だった世界
2020年は世界の経済活動が止まって、2021年は復興の年。世界中が緩和をしました。その中の中心が米国。米国に投資をすれば儲かる、世界中の投資資金が米国に流れた結果、2021年の米国株価は35-40%も前年比で上昇。これで私はバブルだと確信したのですが、崩壊せず。
現在も、ナスダックで前年比24%マイナスですが、2021年にナスダックは前年比で40%も高くなってしまったのです。ドルは現時点で前年比で18%高、金利は2.2%高です。これを計算するとナスダック40-24パーセントで16%割高、ドルが18%高いので数字の上ではナスダックは16%高ですから本来、ドル高の分18%売られなくてはいけないので34%も高い訳です。金利は上がっても、2.2%です。これを差し引きしても、32%もナスダックは高い状態をバブルと言わずしてなんというのでしょう。
こうなってしまった原因は、結局、世界中で緩和をし過ぎた結果なのです。要はパウエル議長の名采配によって株価の崩落などを防いだと金融業界では評判なのですが、単に問題を先送りしているだけの話なのです。
こういった危機が起こった際にはまず米国を助けることを世界は行いますが、米国は金利引き上げのタイミングを完全に間違えたわけです。遅すぎたのです。本来なら去年の年末に株価が35-40も高いことを異常として2022年初頭には利上げを行わなければいけないのを、バイデン、パウエルが欲張り、4月まで引き延ばしたのが失敗です。その理由は雇用が回復しない、ということでした。
世界経済というのは米国がけん引、そこに中国が含まれようとしているときに徹底的に中国を排除、これも間違いでした。リーマンもコロナも中国の一早い回復が世界を正常化させるのに一役買ったのは紛れもない事実ですが、それを封鎖するような行動ばかりです。
そして米国が緩和を中止すれば、ユーロや他の先進国は緩和をさらに1年続け、米国に投資をした資金を自国に還流させなければいけないのを、逆に同調して緩和を止めようとしている、無茶苦茶なことをやっているのです。そういった中で日本だけは緩和を続行して大批判を浴びています。
そういった中、イギリスが5年で50%の財政緩和を発表し、マーケットは勘違いの方向に走ったのです。その決定や、説明の仕方は新首相の知識不足や経験不足、がたたる部分がありますが、正しい方向性です。
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