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岩上安身のIWJ特報! 第572号 羽場久美子氏インタビュー(その1)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2022/09/30
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第572号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! 「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは 米国によるウクライナへの武器供与!」 岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー (その1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・ズームでインタビューに答える羽場久美子 神奈川大学教授(IWJ撮影) https://bit.ly/3BL11nA  記録的な猛暑となった2022年の夏。東京都心の猛暑日(気温35度以上)は14回 を数え、1875年の統計開始以来、歴代最多日数を更新した。また、新型コロナウ イルスの新規感染者数は8月19日に全国で26万人を超え、こちらも過去最多とな った。  日本の社会では、7月8日に安倍晋三元総理が銃撃されて死亡した事件の衝撃が 続き、その背景として浮かび上がった世界平和統一家庭連合(旧統一教会。日本 では2015年に名称変更)と政治家との強い結びつきが次々に明らかになっていっ た。  一方で、極寒の2月に始まったロシアとウクライナの紛争には終結の兆しは見 えず、紛争が長引くほど、市民生活に大きな影響が出るのは必至だ。  国際政治学者で神奈川大学教授の羽場久美子氏は、6月6日に「ロシアのウクラ イナ侵攻―武器供与でなく停戦を―アメリカの世界戦略、次は中国」と題する講 演を行い、「現在のロシア・ウクライナ戦争の報道の中で、アメリカの話はほと んどされない」と指摘した。  単純に「ロシア=悪」とする見方に異議を唱え、この紛争の背後で大きな役割 を果たしている米国に焦点をあてた上で、早期停戦の重要性を説いた。今の学会 では希少な、勇気と理性のある発言である。  IWJは同講演を中継している。 ※「100%ロシアに責任がある」は正しくない。ロシア側のみでなく、ウクライ ナ側、特に、武器供与など、アメリカ側の問題点も報道されるべきである!~6. 6羽場久美子教授(国際政治学者)講演会「ロシアのウクライナ侵攻:武器供与 でなく停戦を」 2022.6.6 https://bit.ly/3RhygEC  また、ロシアとウクライナの停戦交渉が停滞する中、14人の歴史家らからなる 「憂慮する日本の歴史家の会」が、5月9日に声明「日本、韓国、そして世界の憂 慮する市民はウクライナ戦争即時停戦をよびかける」を発表、即時停戦を求めた 。羽場氏も、その1人として名を連ねている。 2022年3月15日【第1次声明】  ウクライナ戦争を1日でも早く止めるために日本政府は何をなすべきか        ―――憂慮する日本の歴史家の訴え―――

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