メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

近い未来、人は何を買うのか?

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 4月15日にキングコングのMVが公開されるのですが、梶原君の歌声が素敵なので早く観て欲しいと思っているキングコング西野です。 さて。 今日は2年ほど先の話をしたいと思います。 【オールドタイプ】と呼ばれる人と【ニュータイプ】と呼ばれる人の違いについては様々ありますが、その一つに「保管場所の違い」があると思っています。 【オールドドタイプ】と呼ばれる人は、一般的には、ありとあらゆるものを「内部」に保管して生きています。 食料にしても、住まいにしても、情報にしても、自分の中に保管して、必要に応じて引き出しています。 一方【ニュータイプ】と呼ばれる人は、一般的には、ありとあらゆるものを「外部」に保管して生きています。 「ググれば済むことを暗記させられる意味が分からない」といった調子です。 シェア精神が根底にある彼らは『別荘』を買う人の気持ちがまったく理解できません。 今回の新型コロナウイルスで「買いだめ」をしていたのも【オールドタイプ】と呼ばれる人が多かったように思います。 僕の母ちゃんは、僕の家に遊びに来る度に、必ず何かを買ってきます。 「母ちゃん、気持ちはありがたいけど、これを賞味期限までに慌てて食べたり、これを片付けたりすることに工数がかかるから(モノを維持するコストがかかるから)、次からは要らないよ」と何度言っても無駄です。 「何かの時の為に、貯めとき!」の一点張り。 『貯金』もその調子です。 もちろん、それらは「不安」からきているものだとは思うのですが、ときどき僕は「他人のことを信用していないのかなぁ?」と思ったりします。 39歳の僕ですら思うわけですから、今の20代の(オッサン臭くない)子たちからすると、モノを持ちたがる大人の姿は少し理解に苦しむところだと思います。 これは、まだ世間にまったく理解されていませんが『オンラインサロン』のメリットの一つに、「労働力のシェア」があります。 プロジェクトに応じて、意志疎通ができているサロンメンバーをスタッフとして召集し、プロジェクト後に解散。 互いにその関係にあることで、「労働力を抱えるリスク」を分散しています。 変化の速度が変態的に上がった時代(ある日突然「お前の能力は使えねーよ」と宣告される時代)を乗り切るには、そこそこ合理的な仕組みだと思います。 近い未来。人は何を買うのか? 日本の人口ピラミッド問題はあれど、泣いても喚いても時代は移り行くので、まもなく、今【ニュータイプ】と呼ばれる人達が主流になります。 彼はモノを持ちたがりません。 当然、それは、『モノを買いたがらない』を意味しています。 (※これは今回のコロナで加速したと思います) となると、ここから人は何を買うようになるのでしょうか? 何に「お金」を出すのでしょうか?

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 西野亮廣エンタメ研究所
  • 西野亮廣がオンラインサロン内で配信してきた『西野亮廣エンタメ研究所』の記事を有料メルマガとして配信。芸人としてだけでなく、絵本作家、映画製作、ミュージカルの脚本、歌舞伎の脚本、NFTやAIなど、類まれなる行動力で次々と新しいエンタメにチャレンジし続ける西野亮廣の考えや感じたことを、リアルタイムでほぼ毎日配信します。
  • 880円 / 月(税込)
  • ほぼ毎日