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「ノベルティにこそ、作家性が表れる」

西野亮廣エンタメ研究所
『ノベルティ(novelty item)とは、原義では「目新しいもの、斬新さ」を指すが、近年では「企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品」を指す。 ノベルティを媒体とした広告をスペシャリティ広告(特殊広告)ともいい、プレミアム(景品)とは区別される』 こちらはWikipedia先生のお言葉。 「ノベルティソング」という言葉もありますね。 「コミック(おもしろ)ソング」という意味合いで使われることもありますが、今回は“宣伝を目的とした”曲ということで話を進めたいと思います。 星野源さんの『ドラえもん』や、JR九州とコラボしたりしている近年のドリカムさんの楽曲が、それに当たります。 ノベルティソングが面白い理由は、『宣伝100%』の曲を作っちゃうと「なんだ、宣伝かよ」と逆に宣伝効果が出ないところで、クライアント側も、むしろ作家の個性を求めている点です。 星野源さんの『ドラえもん』には、星野源臭が出ていないと宣伝効果が出ないわけですね。 草間彌生さんにノベルティグッズの制作を依頼する時も、やはり草間彌生臭が濃く出るものが求められます。 「ノベルティにこそ、作家性が表れる」という話です。 この流れで出版業界を見ていきましょう。

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