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キンコン西野のお金の使い方

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 「毎週キングコング」で三週に渡って繰り広げられた『下町ロレックス』シリーズが好きすぎて、「映画にして欲しい!」と思ったけれど、「よくよく考えたら、中年達がロレックスを買いに行くだけの全然おもんない話だ」と冷静になれたキングコング西野です。 #面白いのは雰囲気だけ さて。 昨日、「イケてる若手は、お金の稼ぎ方よりも、お金の使い方に重きを置いている」という話をさせてもらったので、今日は『西野のお金の使い方』について、お話ししたいと思います。 (↓昨日の記事はこちら) https://note.com/entamelab/n/n8ce895ca2229 本題に入る前に二つだけお伝えしたいことがあります。 一つ目は、「途中、様々な話が入り込んできますが、たぶん全部必要な話なので、頑張ってついてきて」ということ。 二つ目は、「話をクリアにする為に綺麗事は一切抜いて、『損得』の話をしますが、実際の西野って凄く優しいんだよ」ということ。 宜しくお願いします。 内戦と世界戦 書籍にしても、配信にしても、「ページ数」や「時間」の制限があり、さらには「インパクトを残さないと、そもそも見てもらえない」という制限がある為、「○○である!」と言い切らなきゃいけない場面が多々あります。 ですが、世の中に『ゼロor100』なんてあるとは思っていなくて、「基本的にはそうなんだけど、時と場合によるよね。そこは臨機応変に上手くやろうね」というのが僕の本音です。 「時と場合による」を説明する上で分かりやすいのが、「サービスのクオリティー設計」の話です。 一昔前は品質が高いものが選ばれていたけど、「品質の高さ」がコモディティ化した(=類似商品・サービスが同時に販売されることで商品間の差異がなくなった)現代においてそれはセールスポイントにはならず、 そんなことよりも、 「サービス提供者の人柄」などが選ばれる理由になっています。 なので「今は商品よりも、人を売った方がイイ」という結論になるわけですが……、これはサービス提供者の人柄が確認できる国内戦に限った話です。 世界戦になるとシンプルに「品質勝負」で、スティーブジョブズの「人」が売れているのも、 Apple製品が、そもそも世界レベルの品質勝負で勝っていことが前提にあります。 なので、去年、新入社員の「セトちゃん」が担当したエッフェル塔の個展も、インターン生の「まーちゃん」が現在開発しているVRも、「国内戦(共犯者作り)は『人』を売らなきゃいけないけど、海外に持ち出す作品は(制作者の顔をなんて見えない)シンプルに品質勝負なんだから、その喧嘩には勝ってね」と伝えています。 連日呑み歩いている「べえ君」に関しては、品質勝負も人勝負も負けているので、今度、御両親とジックリお話ししたいと思います。 #お父さんお母さんは彼に何を食べさせたんですか 「広告」も時と場合による 昔、スナックCANDYでユーミンさんと呑ませていただいた時に、「あなたはこの先、大きな力を手に入れるようになるけど、その力の使い方を誤っちゃダメよ」とジェダイ(@スターウォーズ)やユパ様(@風の谷のナウシカ)のようなアドバイスをいただきました。 今になって分かるのですが、あの夜、ユーミンさんがおっしゃった力の正体は

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