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海外で震えている、英語力が低い日本人を狙え

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 子供用のマスクしか売ってなかったので、ここ最近は、『ドラゴンボール』に出てくる「セル」みたいになっているキングコング西野です。 さて。 今日は『日本人は英語力が低いので、海外で震えている。そこを狙え』というテーマでお話ししたいと思います。 ときどき、「オンラインサロンの使い方が分からない」と言われるのですが、他のオンラインサロンと違って、ウチは西野が毎朝2000文字~3000文字の記事を投稿しているので、基本は『1日33円のメルマガ』(読み物)だと思っていただきたいです。 時々、サロン内からボランティアスタッフを募集したり、サロン内からスタッフ(社員)を雇ったり、サロン内イベントを開催したりしております(※こういうのがあるから「メルマガ」と言いづらい)。 そんな中、西野本人は、このサロンを『メモ帳』として使っています。 仕事を進めていく上で気づいたことや、街を歩いていて「ああ、あのアイデアは転用できるな」といったことを、翌朝のサロンに記事として投稿し、メモがわりにしております。 さて。 去年だったか、一昨年だったか、このサロンに書き記したメモがあります。 「沖縄(那覇)で見つけたラーメン屋さん」の記事です。 とっても昔の記事なので(遡るのも大変だと思うので)、ザックリ説明しますね。 沖縄の国際通りから一本入ったところにあるそのラーメン屋は、連日大行列ができています。 ポイントは「沖縄そば屋」ではなく、「ラーメン屋」です。 「南国×ラーメン」の相性は、あまり良くなさそうですし、事実、沖縄の「ラーメン屋」の数は、それほど多くありません。 (※東京はラーメン屋だらけ) やたら繁盛しているそのラーメン屋さんのことが気になって、列に並んでみると、列の前後から聞こえてくるのは「韓国語」。 調べてみたところ、そのラーメン屋さんは国内に広告を(さほど)出さず、韓国の旅行パンフレットに広告を出されているそうです。 僕たち日本人からすると、沖縄にある「ラーメン屋」さんは「南国×ラーメン」になりますが、よくよく考えてみると『ラーメン』は日本食です。 韓国の方からすると、【日本旅行】をしているわけですから、「日本×ラーメン」で、そりゃ、選ぶわけです。 そして、その行列に釣られて、日本人の僕が列に並んでしまいました。 なるほど。お見事です。 ていうか、天才です。 沖縄のラーメン屋さんの戦略を、どう転用するか? サラッと書きましたが、日本人が抱いている『南国≠ラーメン』と、韓国人が抱いている『日本=ラーメン』の隙間を突いた(競合が少ない)この戦略は、個人的には結構な衝撃で、僕が海外に仕掛ける時は、かならず転用してやろうと思っていました。 そんなこんなで、今年、ニューヨークのオフブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』です。 (※コロナの影響で開催時期がズレるかもしれませんが、やります) オフブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』をやる上で、まず考えなければいけないことは、経営を安定させて、この作品に関わる全てのキャスト&スタッフの生活を守ることです。ここは絶対。 となると、「蓋を開けてみなければ分からない」という博打をしてはいけません。 確実に『集客』をして、確実に『売上』を出す。 攻めるのは、守りを固めた後です。 (※ガッカリするぐらい用心深い西野氏) 集客を安定させれば大胆に仕掛けることができますし、人は人に集まるので(※「同調行動効果」というよ)、それこそ沖縄のラーメン屋さんのように安定した集客(韓国人観光客)があれば、新規顧客(地元の西野)が集まってきます。 僕は、毎年、ニューヨークに行っているので、「ブロードウェイに遊びに行く日本人観光客の気持ち」がよく分かります。 彼らの気持ちの整理はこうです↓

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