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「事故」と「犯罪」について

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 スタッフが『頭痛が痛い』と言っていたので、「それ『芳醇な香り』みたいな二重表現だよ」と指摘した直後に、後から出した“喩え”の方が難易度が高くなっていることに気がついたキングコング西野です。 さて。 今日は『事故と犯罪』について、お話ししたいと思います。 「リーダーが若手スタッフに説明するときは、こう説明するといいかも」といった内容です。 リーダーは勿論、世の若手スタッフの皆様も、目を見開いて読んでください。 「許されること」と、「絶対に許されないこと」 1週間ほど前の投稿で、僕が吉本興業のマネージャーを叱ったことを書かせていただきました。 「すみません。忘れてました。。」という、いわゆる『うっかりミス』を何度も繰り返したからです。 「忘れる」は【ミス】ですが、「何度も忘れる」は、「何度も忘れる自分」を知っていて、その上で自分の意志でもって対策を講じていないので、【サボり】です。 少しシビアな内容になりますが、プロの世界は学校じゃないので、サボる人間は必要ないんですね。 サボる人間の代わりなどいくらでもいるので、尻を叩く義理などなく、一秒でクビです。 クビというか…僕と吉本社員は雇用関係にないので、「サボるのであれば関係を切る」という話です。 「あの飯屋さん、マズかったから、もう行かない」みたいなノリです。 マズい飯屋さんに、「もっと頑張りましょうよ」とか言わないじゃないですか。それです。 それでも「叱った」のは、吉本興業への愛だと思っていただいて、大方間違いありません。 さて。 個人的には「ミス」と「サボり」というのは、言葉が温すぎると思っていて、もっとエッジを効かした表現に変えると、ビジネスシーンでネガティブな結果を引き起こしているのは「事故」か「犯罪」のいずれかです。 結果が同じであろうと、「事故」と「犯罪」では罪の重さがまるで違います。 事故は「不注意」で、犯罪は「故意」だからです。

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