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ニーズを丁寧に分ける ~実践編~

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 個展会場に遊びに来た子供に「どうせお前は世界地図で世界の形を覚えてるから知らないと思うけど、(地球儀で見ると分かるけど)地球って丸いから、日本から右に飛んでいくとアメリカじゃなくて、ブラジルに着くんだぜ!」と言って驚かすのですが、そのことを証明する為の地球儀が手元に無いので、いつも変な空気のまま終わってしまうキングコング西野です。 #自分の拳を地球に見立てて説明するも上手くいかない さて。 今日は映画『えんとつ町のプペル』を例にあげて、「ニーズを丁寧に分ける ~実践編~」というテーマでお話ししたいと思います。 最後のアウトプットは僕だけにしかできない打ち手ですが、そのアウトプットに至るまでの過程は転用できると思いますので大人しく聞きやがれ。 #寝起きで機嫌が悪い 商品に合わせた届け方を正しく選ぶ お仕事の相談を受ける時に、僕はよく「あなたのサービスは何人のお客さんがいれば回るの?」という質問をします。 もう少し踏み込んだ言い方をすると、「何人の【ファン】がいれば、最低限の売上を確保できるの?」という「守備」の話をします。 (※注) 【顧客】=サービスを買う人   【ファン】=サービス提供者を応援する人が …んでもって、この質問に即答できない人が意外と多いんです。 実店舗オーナーの場合、家賃や光熱費などのランニングコストや、一日の売上ラインは把握していても、「何人のお客さんで店を回すか?」を把握していないし、「Aさんが、月に何回来店してくださっているか?」を数えていないオーナーが実に多い。 「なるべく多くのお客さんに来て欲しいのです。。」というザックリと答えしか持っていない。 でも、落ち着いて考えてください。 極論、Aさんが毎日 店に来てくれて、毎日20万円落としてくれるのであれば、その店のお客さんは「1人」でいいわけじゃないですか? それならば、SNSで宣伝なんて打たずに、AさんにLINEを送った方が、よっぽど効率が良い。 こんな感じで、そのサービスを回し続ける為に必要な客数によって、宣伝の打ち手は大きく違ってきます。 スナックをやるなら、SNSマーケティングだのゴチャゴチャ余計なことをせずに、「近所の人」にフルコミットした方が1800倍広告効果はあります。 #群馬流氷科学センター調べ

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