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現実とファンタジーと時空を越える

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 「『横浜にディズニーランド級のテーマパーク建設の構想がある』というニュースを見ましたが、西野さんですか?」と訊かれたので、「わざわざ、そんな小さなモノは作りません(笑)」とお返ししたスケールの大きな男・キングコング西野です。 さて。 今日は、皆様の生活には、まったく役に立たない『現実とファンタジーと時空を越える』という話をしたいと思います。 僕が仕掛けるエンターテイメントの話です。 現実とファンタジーと、「ファンタジー空間内の時間」が行ったり来たりする話なので、頑張ってついてきてください。 #頑張ってとしか言えない そして、今日の話は、まだ本決定前の話も含まれているので、感想を呟いていただけるのはありがたいのですが、固有名詞を呟くのは絶対に控えてください。 #まだ絶対にナイショだぞ それでは、宜しくお願いします。 『天才万博』とは何か? 毎年、年末に『天才万博』という音楽フェスを開催しているのですが、これが、そもそもどういった経緯で誕生したのか?を、あらためて御説明します。 遡ること数年前…… とある音楽フェスを観に行った帰り道に、僕の後輩の「ホームレス小谷」が、「今日、最高でしたね。ああやって、ステージに立てる人生でありたかったですわ」と呟いたので、「今からアーティストとしてステージに立つのは難しいけど、主催者としてならステージに立てるよ。よし、お前は年末に音楽フェスをやる奴になろう。今すぐ会場を押さえよう」と言って、その場で会場を予約しました。 これにより、ホームレス小谷は『音楽フェスの主催者』に転職することになったのです。 呟きから、僅か5~6秒の出来事でした。 #人って簡単に変われるもんですね 僕としても、エンターテイメントを生業とする以上、「音楽」は無視できないものであったので、音楽フェスを仕掛けるからには確実にホームランを打ちに行きます。 というわけで、 「どう設計すれば、自分達が仕掛ける音楽フェスが回転し続けるのか?」 を考えてみました。 まず最初に決めたルールは、「アーティストの養分を吸いとるフェスになってはいけない」でした。 つまり、「すでにファンを抱えているアーティストを数組ブッキングして、そのファンの足し算で成立するフェスにはしない」と。 これは、会社を作る時も、Salon.jpを作る時も、まったく同じです。 https://salon.jp/candy プラットフォームは『拡声器』であるべきで、「その人が持っている力以上のものが発揮できる場」でないといけません。 なので、「アーティストの集客力」「アーティストの知名度」は一切無視して、集客は自分達でおこなうことに決めました。 さて。 「出演者を知らない音楽フェス」「そもそも誰が出るか分からない音楽フェス」にお客さんを呼ぶとなると、それなりに工夫が必要です。

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