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仕事のスピード

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 キングコング梶原君の顔と周富徳の顔の区別がつかないキングコング西野です。 今日は、僕が今、抱いている危機感を、まだ綺麗に言語化できないかもしれませんが、お伝えしますね。 先日の『ミヤネ屋』さんのロケVTRをお蔵入りにしてもらった話の続きっぽい話です。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「キングコング西野は吉本興業所属タレント」みたいな扱いになっていますが、実際のところは所属契約などはしておらず、雰囲気的に言うと「お得意様」です。 ただ、やっぱりお世話になっている芸能事務所であることは間違いないので、なんらかの形で還元したいなぁと常々考えています。 その一つが『SILKHAT(シルクハット)』です。 https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/592 僕のクラウドファンディングの手数料が他所の会社に入るぐらいなら、吉本興業に入った方がいいと思って、吉本興業発のクラウドファンディングを作ってみました。 シルクハットは僕だけじゃなくて、今だと、ダイノジさんやオリラジの中田君といった「個」で動く芸人(自分で仕事を生める芸人)が、ナンジャカンジャ言ってお世話になっている吉本興業に、「プラットフォームの手数料」という形で合法的に恩返しができるし、今後、そういった芸人が増えれば増えるほど、シルクハットを通じて、吉本興業に入るお金が増えるので結構イイんじゃねぇかと思っています。 ここは僕を信用もらっていいと思うのですが、 僕には「売り上げは全部、ワシによこせぇ~!」という考えは一切無くて(そんなものがあったら、吉本を絡めずに個人でクラウドファンディングを作って、手数料も自分で頂いているよ)、日頃お世話になっている人や会社を勝たせることに強い興味を持っています。 僕が出版社から本を出すのも同じ理由です。 『えんとつ町のプペル』等のグッズの売り上げなんかもそうですね。 地方の子供劇団とかが『えんとつ町のプペル』のミュージカルを勝手にやっちゃったりしているのが最高だと思っているので(どんどん、やっちゃって!)、僕は『えんとつ町のプペル』の「フリー素材感」を守らなければなりません。  一方で、大きな会社が『えんとつ町のプペル』を商業的に利用する場合はキチンと契約を結ばないと話が前に進まないので(=トラブルがあった場合の責任の所在を明らかにしていないと大きな会社は企画を進められない)、『グッズの年間売り上げが100万円を超える場合はキチンと契約しましょうね。それ以下なら自由に使ってくださーい』ということになっていたと思います(この辺はスタッフさんに任せているので、よく分からない)。 こういったグッズの売り上げも吉本興業に入った方がいいと思うので、吉本興業との契約もキチンとしておこうと思ったのですが、これが全然進まないんですね。 …返ってくるのは「来週、返事をします」ばかりで、二ヶ月近く振り回される始末。。

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