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僕らのチームが大切にしなくちゃいけないモノ

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 画像加工なんていくらでもできる現代で、それでも「火星に人影発見!」みたいなニュースに胸が踊ってしまうキングコング西野です。 さて。 今日は、仕事の話は一旦お休みして、「僕らのチームが大切にしなくちゃいけないモノ」について話して、皆さんと理念を共有したいと思います。 本題に入る前に、まずは「オンラインサロンの売り上げ」について。 よく、オンラインサロンの収益は「不労所得」のように捉えられますが…いやいや、そんな甘い話があるハズがありません。 僕の場合だと、毎日記事を投稿しなければなりません。 毎日皆様に喜んでもらう記事を投稿するからには、それ相当のインプットを続けなければなりません。 その為、僕は、レギュラー番組のお仕事を一切お断りしています。 ルーティンの生活になってしまうと、投稿するネタが似かよってきてしまうので、毎日違う現場に行き、毎日新しい情報を仕入れる生活に切り替えました。 上手く回るようになった仕事からは積極的に離れ、挑戦を繰り返すことで、インプット量を増やしています。 「芸能」という不安定な職において、「レギュラー仕事を断る」というのは、それなりにリスクがあるのですが、サロンに投稿する記事を充実させる為には、そのリスクはトレードオフだと考えています。 ちなみに、サロンの記事だけを書けばいいわけではなく、そもそもサロンに興味を持ってもらわないと始まらないので、毎朝ブログを書き、毎朝Voicy(YouTube)を投稿し、夜は、YouTubeの生配信で今はまだサロンに興味を持っていない方と交流をします。 毎朝サロンに投稿している記事は、そういった下地の上にあります。 具体的に言うと、一記事を書く為に、西野亮廣の時間と覚悟が大量に投下されています。 当サロンで「サロンの売り上げ」と呼ばれているものは、作家・西野亮廣が体当たり取材を繰り返して、人生をかけて書き上げた「読み物」の売り上げであるので、『西野亮廣のギャラ』です。 魚屋さんが魚を売って得たお金と同じです。 僕は「サロンの売り上げを懐に入れず、面白いこと(世の中に)還元する」と言っていますが、それは西野亮廣の趣味であり、僕のお金の使い方に関して口を挟んでいただきたくありませんし、更に言っちゃうと、他のサロンオーナーさんに対して「西野はサロンの売り上げを還元しているのに、それに比べて貴方は…」と言うようなことは控えていただきたいです。 オンラインサロンは『町』のような働きをしているので(※僕もよくサロンを町に喩えて話しています)、ついついサロンの収益を『税金』のように捉えてしまいますが、サロンのお金は『税金』のようで『税金』ではありません。 サロンオーナーが血を流して稼いだお金です。 以上のことを踏まえて、今日の本題に入りたいと思います。 上を向こう 昨夜、ホリエモンが、こんな動画をアップしていました。↓ https://youtu.be/hk11X2ka9dY 忙しい方の為に動画の内容をザックリと要約すると、「5月2日~6日に打ち上げ予定だった『ホリエモンロケット』に、急遽、行政からの打ち上げ延期要請が入り、飛ばせなくなってしまいました。すみません」といった内容です。 新型コロナウイルスの感染を考慮して、今回は、「打ち上げの見学は禁止」ということで話を進めていたのですが(※そして打ち上げ許可も取ったのですが)、それでも不安に感じた町民から役場に電話が20件ほど入り、今回の決定に至ったそうです。 ロケットの延期には莫大な費用がかかります。 もちろん、その費用を行政が負担してくれることはありません。 個人的に思うところはいろいろありますが、決定してしまったことなので、その決定に対して僕がここで申し上げることは何もありません。 ただ、2つだけ、ここでお話しできる自分の思いがあります。 一つ目は、「あんなに凹んでいるホリエモンを初めて見た」ということ。 彼とは数年来の付き合いになりますが、基本 、「笑っている」か「ブチギレている」の2チャンネルで、「凹んでいる」というのは今回初めて見ました。 動画も、言いたいことをグッと堪えている感じが出ていて(ホリエモンらしくない!)、それだけ、このプロジェクトに懸けていることが伝わってきて、胸が痛かったです。 二つ目は、今、僕らはコロナちゃんによって、経済も精神もメタメタに殺られているけど、「このまま、何の希望もないまま僕らは雨上がりを待つのか?」という思い。 今は、皆、戦っていて、皆、負けそうです。 少しでも気持ちが切れたら、一瞬で終わってしまいます。 SNSのタイムラインは罵詈雑言と不安で埋め尽くされ、希望の一つもありません。 明るいニュースの一つもなけりゃ、皆やってられないじゃないですか。 「アイツも頑張ってるんだし、俺も頑張ろう」が欲しいじゃん。 この流れ、なんとかしたい! そう思いながらホリエモンの動画を観ていたら、

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