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『影響力』を最終的にどこに落とし込むか?

西野亮廣エンタメ研究所
こんにちは。 駅の乗り場の床にある『8号車』という表示は、『(7号車←)【8号車】(→9号車)』と表記してくれないと、9号車に乗りたい人が左右どっちに行けばいいか分からないので、いいかげんにして欲しい(他者目線を持って欲しい)と思っているキングコング西野です。 さて。 今日は「『影響力』を最終的にどこに落とし込むか?」という話をしたいと思います。 自分で言うのもナンですが、こう見えて僕は、かなりガチめのインフルエンサーです。 自分のブログで書籍をキチンと紹介すれば、Amazonの総合ランキングの1位は確実にとれるレベルのインフルエンサーです。 少し踏み込んだ話をすると、誰でも発信できるようになった今、「本物の影響力」を持つ為には、「どれだけお金を積まれようとも売らないモノを決める」という線引きが非常に重要になってくると思います。 こんな活動をしているものですから、『企業案件』という(ギャラが高い)仕事が頻繁に舞い込んでくるのですが、基本お断りさせてもらっています。 ダイレクト課金がカジュアルになった今は、「広告費」よりも「信用」の方が価値が高いので、嘘をつかなくちゃいけない仕事や、キャラクターに合っていない仕事はお断り。 たった数分稼働するだけで、大御所MCのゴールデン4時間特番のギャラぐらいの金額を貰えたりするのですが、上のルールからハミ出していれば、お断り。 まずは、ここを守らないと「本物の影響力」はついてきません。 【この記事がオススメです】 『中国のインフルエンサーの収入は、広告費中心ではなく、ファンが買う際の成果報酬が9割らしい』 https://note.mu/tokuriki/n/nb06065f65da3 日本でも、宣伝内容の線引きが曖昧なインスタグラマーが淘汰される時代は、そんなに先の未来ではないと思います。 生活に余裕がない人は宣伝したくないモノでも宣伝しなくちゃいけないし、 生活に余裕がある人は、宣伝したくないモノを宣伝しなくてもよいので、 影響力と収入の格差がドンドン拡がっていくという、なんとも皮肉な話です。 このことから逆算し、「本物の影響力」を手に入れようと思うのであれば、「生活コスト(仕事のランニングコスト)を下げておくこと」が一つの解決策かもしれません。 …「前置き」が異常に長くなってしまいましたが、ここからが本題です。

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