おはようございます。
『にしのあきひろ光る絵本展inエッフェル塔』の事前準備があるとはいえ、それにしても早めにパリ入りするスタッフに対して、バカンス疑惑を抱いているキングコング西野です。
(※ちなみに田村Pは、今日はフランスからニースに飛ぶらしい。個展は2000%関係ない)
さて。
今日は、「そんなことは分かっていたけど、でも、やっぱり大事だよなぁ」と思うことが最近あったので、皆様に共有しておきたいと思います。
僕はデビュー1年目の頃から、劇場で、酔っ払って延々と叫ぶお客さんや、赤ちゃんが泣きわめいているのにロビーに出ずに、いつまでも客席で「よしよし」と“あやす”親を、帰していました。
普通に漫才を止めて、場合によっては客席に降りていって、チケット料金をお渡しして「帰ってください」と言っていました。
当然、酔っ払って声をあげたり、赤ちゃんが泣いたりしただけでは、そんなことはしません。
そこはプロ中のプロなので、軽くイジッて笑いに変えています。
対象は、「延々と」叫び続けたり、「いつまでも」泣き続けたりするお客様です。
(※赤ちゃんの場合は一旦ロビーに出て、泣き止んだら戻ってきたらいいと思っています。もちろん迎え入れます)
過去、こういうことが何度もネットニュースになり、その都度、「客を帰すなんて、サイテー!」「芸人だったら、それを笑いにしろよ!」と国民の皆様から叩かれまくってきましたが、この時、国民の皆様の声なんぞどうでもよくて、僕は劇場に足を運んでくださったお客様の気持ちを優先します。
僕が時間とお金を払って、お客さんとして劇場に足を運んだ時に見たいのは、
酔っ払って叫んでいるお客さんの対応を延々とする芸人の姿でもなく、
泣いている赤ちゃんを“客席で”「よしよ~し」とする親の対応をする芸人の姿でもなく、
この日、この時間の為に準備してきた芸を存分に披露してくれる芸人の姿です。
僕が芸人として板の上に立つときに脳ミソの最前列にあるのは
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