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現代芸能界(日本)

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 冬場の松の木に巻かれている『藁の腹巻き』が“害虫の殺戮兵器”だと知った翌日に、「実は、あの罠では害虫は駆除できず、むしろ、害虫を食べてくれる『益虫』が罠にハマって、大量に焼き殺されてしまっている」という衝撃の事実が発覚し、結果的に『藁の腹巻き』は“松の木の殺戮兵器”だという結論に至って、震え上がっているキングコング西野です。 さて。 今日は現代芸能界(日本)のお話をしたいと思います。 ご存知だとは思いますが、テレビの視聴率は年々下がってきています。 多くの方が忘れちゃっていますが、『テレビ』というのは、スポンサーさんが自社のCMを見せる為の装置です。 スポンサーさんは、自社のCMを見てもらう為に、番組の制作費を出しているわけですね。 なので、バラエティータレントがやりがちな、引っ張って引っ張って、「その前に、一旦、コマ~シャル」「ズコー(ここでCMかよ~)」というCMを悪者にするノリは大間違いですね。 も一つ手厳しいことを言うと、ときどき、「嫌なら見るな」と発言するタレントさんがいますが、「番組を含めてCM」なので、ギャラを貰ってCMに出演しているタレントに「見るな!」と言う権限はありません。 当時のテレビは、タレントのそんな勘違い発言が許されるほど勢いがあったのですが、さすがにそうは言ってられなくなっていたのが今ですね。 スポンサーさんからすると、「え? たいして視聴率を稼いでいない媒体に広告費を出すぐらいなら、もっと他の使い方が…」となるのは当然の流れで、テレビの広告費(番組の制作費)は年々落ちていきます。 番組の制作費の中からタレントのギャランティーが支払われるわけですから、タレントのギャランティーも年々下がっていきます。 収入のことだけで考えると、「昔ならまだしも、この御時世に『レギュラー番組10本』なんてコスパが悪すぎる」という話っす。 (※世間がこの議論をするのは7~8年先だと思います。)

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