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映画「えんとつ町のプペル」の広告戦略を考える

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 文春に突撃された霜降り明星のせいや君の「いや、違うんですてぇー。これ、絶対にハニートラップですわぁぁ」という関西弁のダサさに笑ってしまったキングコング西野です。 #ああいう時の関西弁は最高だな さて。 今日は『映画「えんとつ町のプペル」の広告戦略を考える』というテーマでお話ししたいと思います。 僕の「モノ作り」と「マーケティング」の核となるような話なので、サロンメンバーの皆様と共有しておきたいです。 誰からも求められていなかった絵本『えんとつ町のプペル』 僕はこれまでクラウドファンディングで数多くの企画を立ち上げてきましたが、過去、支援集めに最も苦戦した企画は、「絵本『えんとつ町のプペル』を分業制で作りたい」でした。 「今度の『えんとつ町のプペル』という作品は分業制で作る!その為には予算が必要だ!」と言った時の、ファンの方々の反応はすこぶる悪くて、担当編集の袖山さんも「うーん…」といった感じでした。 それまでの3作品は、僕が一人で(ボールペン一本で)描いていて、そこで少しだけ評価されていて、固定ファンもいました。 皆が期待していたのは、その延長となる作品だったんですね。 何の為に作品を作っているのか? 皆が求めているモノは分かります。 「ここに球を投げたら、喜んでもらえる」というコースに正確に球を投げる技術も持ち合わせています。 ただ、 その作業をやるのなら、僕はテレビの世界から軸足を抜いていません。 『はねるのトびら』は毎週2000万人ぐらいの方に観ていただいていたのですが、それによって僕の心が満たされることはありませんでした。 『コミュニケーション』や『テレビ』といったものが「セックス(相手が求めていることをする行為)」ならば、『作品』は「オナニー」で……要するに、僕は「オナニーに没頭したくて、セックスから離れた人間」です。 #朝から変態みたいな話をしてスミマセン でも、当然、オナニーじゃ食っていけません。 他人のオナニーなど、誰も求めていないんです。 そこで「マーケティング」を徹底的に研究しました。 「どうすれば見つけてもらえるのか?」 「どうすれば買ってもらえるのか?」 という【問い】に片っ端から答えていく作業です。

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