メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

丁寧にハックする

西野亮廣エンタメ研究所
おはようございます。 『乗ってみたい動物ランキング』を作ろうと思ったのですが、「サイ」以外見当たらなくて、上手くランキングが作れないキングコング西野です。 さて。 今日は、『丁寧にハックする』というテーマで、ちょっとエグめの話をしたいと思います。 「取りこぼし」を割り出す 昨日、サロン内で映画『えんとつ町のプペル』の【チケット協賛】の募集をかけたところ、僅か1日で「1万4550枚」の協賛の申し出がありました。 #本当にありがとうございます https://www.facebook.com/groups/157664324853695/permalink/690162771603845/ サラッと紹介しちゃっていますが、これは「取りこぼしていた分」で、何も仕掛けなかったら、(自分達が知らないうちに)大ダメージを食らってたところです。 今回の場合だと1万4550人が劇場に足を運んで、口コミをしてくれて、場合によっては友達や家族を誘ってくれることもあるわけで、潜在人数は計り知れません。 この手の「取りこぼしの回収」はキチンと分析すれば再現性があることなので、「そもそも今回の企画が生まれるキッカケがどこにあったのか?」を明確にしておきます。 キッカケは、めちゃくちゃシンプルで、僕自身が映画の宣伝会議で『チケット協賛』の存在を知ったことです。 当然、映画にはいろんな企業さんが絡んでいることは知っていたのですが、これまで「出資企業」と「協賛企業」で分けて考えたことがありませんでしたし(何も考えずにエンドロールを見てた)、「協賛」にも様々な形があって、その中には『チケット協賛』というものがあることを知りませんでした。 ここで「へぇ~、『チケット協賛』っていうのがあるんだぁ」で終わっちゃダメで、「自分が知らない」ということは他にも知らない人がいるハズで、その知らない人の中には「チケット協賛というものがあるのであれば、協賛したい!」という人が眠っているハズです。 ここまで因数分解すれば、あとは「取りこぼし(※協賛する気はあるけど協賛できることを知らなかった)」を回収する施策を打てばいい。 とにもかくにも大切なのは、取りこぼしを割り出すことで、その為には徹底した状況整理が必要です。 「自分は今、何を取りこぼしているのだろう?」という「取りこぼしている前提」での自問自答ですね。 時代が動いている(ルール変更が起きまくっている)今なんかは、特に「取りこぼして」が多いハズで、とにもかくにも状況整理。そして問い続ける。 具体例を挙げます。 歴史をハックする 映画『えんとつ町のプペル』の制作を進めながら、先々仕掛けるプロジェクトの準備も同時に進めています。 それこそが、まさに「取りこぼし」を割り出して、それを回収する為におこなうプロジェクトなのですが……

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 西野亮廣エンタメ研究所
  • 西野亮廣がオンラインサロン内で配信してきた『西野亮廣エンタメ研究所』の記事を有料メルマガとして配信。芸人としてだけでなく、絵本作家、映画製作、ミュージカルの脚本、歌舞伎の脚本、NFTやAIなど、類まれなる行動力で次々と新しいエンタメにチャレンジし続ける西野亮廣の考えや感じたことを、リアルタイムでほぼ毎日配信します。
  • 880円 / 月(税込)
  • ほぼ毎日