おはようございます。
自分のお金で3000円のパンケーキを食べて批判される官房長官を見て、将来は絶対に官房長官にはならないことを決めたキングコング西野です。
さて。
昔、「モーニング娘。」や「CHEMISTRY」といったスターを輩出した『ASAYAN』という番組がありました。
オーディションの段階からカメラを入れて、デビューするまでの物語を追いかけていく「スター誕生ドキュメンタリー番組」です。
僕らは、この『ASAYAN』という番組をもう少し解像度を上げて整理する必要があって…
『ASAYAN』がやったのは、スター(完成品)を商品棚に並べて売る『レストラン型』でははく、視聴者を巻き込みながら、商品棚に並ぶスター(完成品)になるまでの「物語」を売る『BBQ型』。
それが結果として最も顕著に出たのが、オーディションに受かって“完成品(技術)”を売った「平家みちよ」よりも、オーディションに落ちて“物語”を売った「モーニング娘。」の方がスターになったことでしょう。
皮肉な話ですが、【視聴者巻き込み型】という番組の性質上、「『完成品』は(視聴者が参加できる余白が無いから)クオリティーが低い」となったわけですね。
くれぐれも言っておきますが、「平家みちよサンのクオリティーが低い!」という話ではなくて、「『ASAYAN』という物語競争においては、完成されているアーティストのクオリティーは低くなってしまう」という話です。
もうお気づきだとは思いますが、
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)