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「システムの改善」で若手芸人を救う!

西野亮廣エンタメ研究所
いつもお世話になっております。 性欲の塊・西野です。 まずは、本日スタートする『シルクハット』の開発&テストに御協力いただき本当にありがとうございます。 皆様が意見をくださったおかげでラスト数日の仕上がるスピードが半端なかったです。 とはいえ、生まれたてのサービスなので、いろいろと御不便をおかけすることになるかと思いますが、どうかこのハンサムに免じて御容赦ください。 改善点が見つかり次第、猛スピードで改善していきます。 たぶん、今日の僕は、丸一日パソコン画面に張り付いていると思います。 ナンジャカンジャの調整に追われて、自分の企画のリターンを設定し始めたのが今朝の3時過ぎ。 リターンの法務チェックもしなきゃいけないし、まだ誰も知らない生まれたてホヤホヤのクラウドファンディングのプラットフォームとはいえ僕の企画だと、リターンの対応もそこそこの仕事量になるから、オペレーション(面倒なやりとりが生まれないようにすること)を見越してリターンの内容を決めていかなきゃいけないので、スッタモンダがありまして、つい、30分前までゴチャゴチャやってました。 サイトの調整と自分の企画の準備を同時進行でやるのは、なかなかハードですが、今回の「吉本興業がクラウドファンディングのプラットフォームを持つ」は世間的にはワーキャー言われるようなものではありませんが(世間は、吉本興業がダイレクト課金のプラットフォームを持つ意味をほとんど理解できていない)、個人的には芸能史に残る大きな大きな一歩だと思っています。 吉本興業がずーっと抱えていた単独ライブのグッズ問題 芸人が単独ライブをする時は、やっぱり『ライブグッズ』なるものを張り切って作るんですね。 ライブタオルだとか、ライブTシャツだとか。 芸人に限らずですが、ライブの収益って、チケット代より、そっちの方が大きかったりするので、皆、エンタメで生きていく為にグッズに力を入れるんです。 ただ、そこの売り上げが大きいのは事務所は一番知っているから、事務所はグッズの売り上げをゴッソリ持っていっちゃって、芸人に入るのは雀の涙ほど。 僕は守らなきゃいけないスタッフや、そのスタッフの家族や、そして自分の夢があるので、25歳の頃からそこにはキチンとメスを入れていて、それこそライブのDVDなんかは、まずは自分でお金を出して、自分で工場に電話して、自分達で販売していたんです。 (※ニューヨークの単独ライブはDVDの売り上げで開催したよ→https://youtu.be/vUe62WiQTdI) でも、それって、「納得がいかないなら、いつでも吉本を辞めますよ」と言えた僕だから突破できた問題で、やっぱり、若手芸人が事務所を無視してアクションを起こすのはなかなか難しいと思います。 事実、事務所にはメチャクチャお世話になっているので。 で、雀の涙ほどしか売り上げが入ってこないグッズに皆が愛想を尽かして、ほとんどの芸人のグッズを売るモチーベーションが下がってしまって、結局…

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