(※今日は仕事のお話をお休みして、皆様に御礼をさせてください。)
『映画 えんとつ町のプペル』は挑戦の連続でした。
「フル3DCG」と聞くと、肌がツルンっとしたあの感じをイメージされると思いますが、僕個人的にはあの質感が少し苦手でして(ゴニョゴニョ)……チーム一丸となって、もっともっと「体温のある絵」を追求しました。
当然、その分、工数は増えます。
フルCGアニメを作っておきながら、「これじゃ、CGじゃないか。やり直し!」という不思議な言葉が飛び交っていました(笑)
くわえて厄介なのが、縦にも奥もミルフィーユ状に建物が重なった『えんとつ町』。
ワンシーンで800レイヤー(絵を800枚重ねる)という地獄的な作業に、クリエイターもPCも悲鳴を上げます。
作業がとても追いつかないので、クリエイターさんが現金100万円を握って、秋葉原にコンピューターを買いに走る場面もありました。
#なぜかカードは使わない主義
キャラクターにも随分と手を焼きました。
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