おはようございます。
ゾンビ映画を観るたびに、「なんで自動でゾンビを倒してくれる装置を作らずに、一体一体手作業でやるんだよ。職人魂かよ」とヤキモキしちゃうキングコング西野です。
さて。
今日は『次代のエンターテイメント』というテーマでお話ししたいと思います。
『野球中継』という最高傑作
エンタメの世界に20年もいると、エンタメの最高峰が「コミュニケーション」だということを知ります。
新ネタや新曲が生産され、届けられるまでには“まとまった時間”が必要ですが、コミュニケーションは「話す相手」や「シチュエーション」が都度都度変わるので、新しいコンテンツが生まれ続けます。
「野球×テレビ中継」の組み合わせが見事なのは、野球の「一球一球、一回一回仕切り直される」という要素と、テレビの「皆で観る」という要素が絶妙に混ざり合っている点です。
そのおかげで、茶の間のお父さん(野球素人)がコメントを挟む余白が生まれ、「あぅ!なんで、今の球に手を出すねん!」とか言い出します。
店内で野球中継を流している地方の酒場でも、親父さん達が「今の球は振らなアカンやろ!」「ホンマやで!」と、監督さながら試合に参加されています。
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