おはようございます。
SNSで回ってくる「○○チャレンジ」というバトンを片っ端から無視してしまっているキングコング西野です。(ごめん!今、忙しい!)
さて。
今日は『オンライン×地元』というテーマでお話ししたいと思います。
仕事上、よく海外に行かせてもらっているのですが、海を渡ると、ときどき『本物の貧困』を目の当たりにします。
「スラム街」と呼ばれる地域では、まともな教育を受けられずに15歳で母親になる子もいます。
その子が子供を育てるわけですが、当然、教育を受けさせる余裕などなく、その子供もまた15歳で母親になったりします。
残飯をグツグツと煮たリサイクルフードが道端で売られている街の話です。
日本に住んでいるとあまり見ることはありませんが、「断つことのできない貧困の連鎖」は確実に存在して、その現実を前に、エンターテイメントはあまりにも無力です。
そこで、「エンターテイメントは安心・安全・衣食住が担保されて、初めて動き出す」という当たり前をあらためて知ることになるわけですが、今思うと「対岸の火事」として捉えてしまっていたのかもしれません。
新型コロナウイルスが教えてくれたことは、「いやいや、他所の国だけの話じゃねーぞ」で、今、この日本でも本当に多くの人が悲鳴をあげていて、「貧困問題」は他人事では無くなりました。
猛烈なビンタを喰らった2020年の春、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
僕は、そこそこ目が覚めました。
守れなかった過去
ずいぶん昔の話です。
「内容」も「視聴率」も非常に良かった自分達の番組が、突然打ち切りになったことがありました。
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