2022年の1月なら、
撮影予算が1億ドル(115億円)だった米国発のプロジェクトが
今、日本で撮影すれば、
同じ1億ドルでも(145億円分)使える計算になるわけです。
これは実に、
(日本側から)”30億円”の税制優遇支援があった場合の額に匹敵します。
となると、
ハリウッドや他の海外作品にとって、日本国内での撮影に
“ゴーサイン”が出やすくなる条件になることは間違いありません。
(※ もちろん「円安」だけがゴーサインが出る要因ではないものの、
2022年の現在、日本で撮影された&これから撮影される米国のドラマシリーズだけでも数本あります。
エピソード数が多いことを考えれば、これらの現地への経済効果は莫大です。)
そして当然、
日本現地の俳優や撮影スタッフが、海外の製作陣から雇われるケースが増えます。
日本の風景の中での撮影となれば、
VFX(風景やキャラクターのCGI)の処理作業にも日本の技術者が起用される機会が生まれたり、
アニメ業界などでも、海外に流れていた作画などの工程の仕事の数々が、
日本国内のア二メーターたちの手に戻ってくるかもしれません。
今回のメルマガのシリーズでは、
エンターテインメント分野の産業に限らず
海外スタッフのチームとお仕事をされる方や
これから是非挑んでみたい方にとって、
外国の才能たちとの共同プロジェクトの現場で
『機能する働き方や心構え』を…
自分自身が体験してきたこと、
実際に見てきた好例・悪例をもとに語っていきます。
僕が働いている現場というのは、
映画やドラマ、時にはアニメなどですが、
このシリーズでは、「様々な分野の方々」のお役に立つような
(誰に対しても、どこの国でも通ずるような)普遍的な点について解説していきます。
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