ラブホ行きはオレの担当が回ってきた。
彼女たちの順番はシャッフルされていて、1番手は奈緒子だった。
それが先々週のこと。
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★ 体と心のセックス・ライフ ★
≪ Section 926 ≫
『奈緒子とトオルのラブホ(1)』
…… 2022/10/1号 ……
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奈緒子はお泊まりコースを選んだので、会社帰りに新宿で待ち合わせ。彼女
の勤務先からは池袋の方が近いのだが、池袋のラブホは分散しているのであま
り使い勝手がよくない。新宿は歌舞伎町に集中していて、比較的新しいラブホ
が多い。
行き慣れているというのも、新宿を選ぶ理由だ。
茶店での8時の待ち合わせ時間に、オレは数分前に着いた。LINEで連絡を取
り合っていたから、彼女が先に着いたことはわかっていた。
「お待たせ。飯、どうする?」
オレは聞いた。
「なにか買っていきましょ。時間がもったいない」
「そうだね。コーヒー1杯飲ませて」
「どうぞ」
オレはコーヒーをオーダーした。
奈緒子は仕事に行くときはスーツを着るが、今はカジュアルな服装になって
いた。どこかの化粧室で着替えたのだろう。上は胸の谷間が見えるカットソー
で、下はふわりと広がるロングスカートだ。
胸の谷間を見せるために、ブラは1/2カップか3/4カップだろう。ショ
ーツはいつもどおりTバックに違いない。家では裸だから、外で会うときの着
飾っている彼女は新鮮だ。
なかなか色っぽい。オレはそのことを耳打ちする。
「ありがと」
彼女は笑顔で答えた。
スタイルのいい彼女なので、セクシーな服を着ると40代でも通用する。
茶店を出て、コンビニで食べものと飲みものを買ってラブホに向かう。
ラブホは彼女が行ったことがないところを選んだ。新宿にはたくさんのラブ
ホがあるから、新しいところに行く楽しみがある。全館制覇には、まだまだほ
ど遠い。
オレたちは9時過ぎにチェックインした。
チェックアウトは翌日の12時なので、15時間の滞在だ。
部屋に入ると、中を見分。ベッドはキングサイズ、インテリアはオシャレ、
バスルームは広くバスタブも大きい。かなりいい感じの部屋だ。
オレたちは裸になる。
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