20年ぶりのドル高に狼狽する周辺国
米国FRB(連邦準備制度理事会)による40年余ぶりの積極的な金融引き締めによる「20年ぶりのドル高」で、周辺国の狼狽ぶりが目立ちます。中でも英国、日本は政策の矛盾を覚悟の市場介入に出て、顰蹙を買っています。日英のみならず、中国なども米国の引き締めの影響を抑えるのに苦慮しています。それだけ、今回のドル高がパワーフルであることを示しています。
「アクセルとブレーキを同時に踏む日本の為替介入」
9月21日にFRBが75bpの利上げを決めた上に、今後も年内にさらに125bp、来年も25bpの利上げ予想を提示したことから、市場では一段とドル高が進みました。しかも22日には黒田日銀総裁がまだこの先2,3年は緩和が続くとの見通しを示したことから、ドル円は一気に145円後半まで駆け上がりました。
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