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神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図――政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる
第14回
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弱いものイジメの消費税!インボイス制度導入は、さらなる消費税率アップへの布石! 今こそ消費税反対! インボイス制度導入阻止の声をあげよう!
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みなさま、こんにちは!
「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。
今回のテーマは、消費税とその関連制度についてです。
来年10月、これまで「益税」を可能とさせてきた年間売上1000万円以下の事業者にも、消費税を納めさせることを意味する「インボイス制度」が導入されます。
これによって、今まで1000万円以下の売上だから、消費税の免税業者を今後も続ける――ということが適わなくなりそうです。
なぜなら、インボイスを発行できる課税業者に登録しておかないと、取引先に忌避されかねないからです。
フリーランスの零細自営業者にとっては、大打撃です。
つまり、インボイスを発行できない業者との取引では、仕入れ税額控除が出来ないために、取引先が自腹で消費税分を負担しなければならなくなるからです。
必然的に1000万円以下の売上の業者も「課税業者」として登録せざるを得なくなるわけです。
財務省は、このインボイス制度導入で、売上が1000万円に満たなくても、課税業者への登録が増え、1社あたり15万4000円の負担増となり、少なくとも2480億円の増税になると試算しています。零細事業者の「益税分」を吐き出させるわけです。
すでに消費税率10%アップ時に、8%の軽減税率も導入されていますから、インボイス発行の手間も増えます。
全国に70万人の会員がいるとされる自治体高齢者のシルバ―人材センター登録の人までが対象となります。
また全国に116万人といわれる賃貸不動産を所有する大家さんのうち、法人向けテナント貸で消費税分の「益税」を得ている大家さんも課税業者になっておかないと、テナント入居者から忌避される懸念もあることでしょう。
もちろん、これまで簡易課税事業者だった人は、今まで通りですが、今後この簡易課税制度はインボイス導入に伴って廃止される可能性もあるでしょう。
いやはや何だかんだと、国民の1割もの人たちに影響を及ぼしかねないインボイスという厄介至極の制度導入というわけなのです。。。
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次回は、 「儲けすぎのNHK! 解体かスクランブル放送化が急務のNHKのえぐすぎる闇!」 というテーマでお届けしたいと思います。
皆様は、NHK受信料がバカ高い──とは思わないでしょうか。巷では、 「NHKをぶっ壊す!」 というスローガンの政党までが生まれているのです。肥え太るばかりのNHKには、国民の厳しい監視の目が必要です。
それでは、次回をご期待ください。
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