『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」10月3日
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年10月3日号
●赤羽雄二の視点:「仕込み」話す前に勝負は決まっている(その2)●今週の相談
・来期のプラン作成について部下5名と合宿したいのですが、どういうやり方がお勧めでしょうか。
・新事業を検討することになったのですが、事業計画がどうしてもうまくまとまりません。どこから手をつければいいでしょうか
・パワーポイントのメッセージをサポートするチャートを描く、ということがどうしてもよくわかりません。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:「仕込み」話す前に勝負は決まっている(その2)
上司以外にもよい関係を構築しておくべきグループ
他部署の部門長
他部署の部門長とも、萎縮せず、機会があるごとに話をしておくほうがいいでしょう。おっくうかもしれませんが、仕事を進めていく上で必ず役に立ちます。最近苦労した話や自分の悩み、その部門長も関心を持つであろう社外の話題、新体制や全社の話など、ぜひ話しかけてみましょう。
与えられた業務で結果を出すことだけに集中し、周囲をあまり見ないようにしている方にときどき出会いますが、本当に重要な仕事は、それではうまく進められません。その場はよさそうでも、周囲の巻き込みが不足した結果、あとで困ることになりがちです。自部署でできることだけでは、限界があります。
他部署の部門長がかなり年上だったり社歴が長かったりした場合でも、よほど変わった人でないかぎり、話をすることはできます。部署連携はどんな会社でも重要なので、仕事ができる少しわかった人であれば、「よく話しに来てくれた」と、むしろ歓迎されるので心配はいりません。
かつて、ゴルフを通して他部署の部門長や社内のキーパーソンと親しくなるというワザがありました。ただ、ゴルフはだんだん下火になっていますし、ゴルフをやらない場合は使えないので、職場や懇親会などで機会があるごとに話をしておくといいでしょう。
取引先
取引先の場合、先方の社長と話ができるか、役員、部長クラスになるかは、こちらの立場によって変わります。上の方と話をしておいたほうがもちろんいいのですが、積極的すぎるとややひんしゅくを買うこともあるので、注意しながら進めます。
仕事のできる人は、こういう立ち回りがかなりうまいものです。特に重要な取引先に関しては、役員につれていってもらうなど、いろいろな工夫をするとよいでしょう。自分の立場を超えて、できるだけ上の層まで名前を覚えてもらう程度のことはしておいたほうがいいです。そうすれば、いざというとき、断然話がしやすくなります。
協力企業
協力企業であれば、先方の社長や関係者と話すことも比較的やりやすいでしょう。
案件によって相当無理なお願いをすることもありますので、しっかりとした関係を築いておく必要があります。そのために普段からこちらができることはやっておくことが大切です。恩着せがましくないように、貢献しておくとよいでしょう。
できるだけギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブくらいの状況を心がけます。そうすれば、いざこちらから何かをお願いして物事を進めなければならなくなったときに助けを得やすいでしょう。
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