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貞子第二メルマガ:「陰の極」の中で「ベアマーケット・ラリー」が再び始まった!?♪~楽観論が再び株式市場に舞い降りた!?♪

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/10/04
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昨日10月3日月曜日から、「ベアマーケット・ラリー(弱気相場 の中の上昇相場)」が再び戻って来ているようです!!♪ 9月30日までに、S&P500は今年最高値からおそよ25%ま で売り込まれました。この9月30日が「陰の極」でした。 「大きな危機の前触れ」の「ベアマーケット(弱気相場)」では 「陰の極」で周期的に「根拠のない楽観論」が幾度も発生します。 この「楽観論」とは、今回の場合は「ここまで株価が下がったのだ から逆資産効果が働いて近いうちに高インフレは収束するだろう。 そうなれば、パウエルFRBは近いうちに金融引き締めの手綱を 緩めるだろう」という前回同様の「根拠のない楽観論」です。 前回の「6月から8月の夏場のベアマーケット・ラリー」では、 「ラリー」が始まったのは、6月17日から。 その直前のマーケットをもう一度振り返ると、 6月10日に「CPIショック」が走り、6月14日にアメリカド ル国債10年物の利回りが3.50%まで急騰。その結果、6月1 6日にはS&P500が最高値圏からおよそ24%まで売り込ま れました。この6月16日が「陰の極」。 翌6月17日から、内外の株式市場は「根拠のない楽観論」が急速 に台頭、この楽観論に支えられて、「ベアマーケットラリー」が始 まっています。 今回の10月3日から始まった「ベアマーケット・ラリー」も似た ような経緯で始まっています。 9月23日の「トラスショック」が走り、9月27日にはイギリス 国債10年物の利回りは4.50%を上まわる水準まで急騰 (価格は暴落)。 9月30日にはS&P500は3,600ポイント割れ。 9月30日が「陰の極」。 そして、再び「新しい根拠の無い楽観論」が生まれています。 6月~8月の「夏のベアマーケットラリー」が乱高下しながらも およそ2か月間継続したように、今回「秋のベアマーケットラリ ー」も激しく乱高下しながらも年末まで継続するかしれません。 ただし、今回のラリーは、ドル高やアメリカ国内の金利高が企業 業績を圧迫しているので、わずか2週間くらいしか継続しないと 指摘する専門家も多いです。 ですから、今回の「ベアマーケット・ラリー」は今から乗っかる には、前回とは違って、とてもリスクが高いことだけは肝に銘じ てください。 今回の上昇局面は、リスクを取り過ぎている個人投資家の場合 は、来年に来たるべく「ソブリン危機(?)とすべてのバブルの終 わり」に備えて、今回の上昇局面を巧みに利用して少しずつ利益 確定してゆくチャンスでこそあれ、ラリーを深追いする時期では ないような気がします。

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