永田町異聞メルマガ版
「国家権力&メディア一刀両断」 2022.10.06
新 恭(あらた きょう)
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中国に関する首相の箝口令を暴露。高市大臣の謀反か?
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高市早苗・経済安全保障担当大臣は謀反を起こしたのだろうか。大臣就任時に
岸田首相から「口が裂けても言うな」と釘を刺されていた中国がらみの話を“
暴露”したのである。
高市氏が生出演した「BSフジLIVEプライムニュース」(9月28日)で、「セキ
ュリティ・クリアランス」に話題が及んだときのこと。高市氏はこう語った。
「大臣に就任した日に言われたのは、『中国』という言葉を出さないでくれと
いうのと、来年の通常国会にセキュリティー・クリアランスを入れた経済安全
保障推進法を提出するとは口が裂けても言わないでくれと言われました」
今年8月10日の内閣改造で、経済安全保障担当大臣として官邸に呼ばれたさい、
岸田首相がそう語ったという。首相と就任ホヤホヤの大臣の間で交わされた密
談である。それをぶちまけるというのは、只事ではない。
経済安全保障推進法は、半導体など重要物資のサプライチェーンを確保し、国
力を左右する先端技術や特許を守るため政府の関与を強めるのが目的で、中国
の脅威にアメリカと足並みをそろえて対抗することを念頭に置いている。
今年5月11日に成立した法律だが、セキュリティ・クリアランスが盛り込まれ
ておらず、経済界などから導入を求める声が出ている。セキュリティ・クリア
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