メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【vol.492】追悼、映画の革命児ジャン=リュック・ゴダール。「映画の未来」を考える特集号 2/2

入江悠presents「僕らのモテるための映画聖典」
┏━━━━━━━┳━┳━━┳━┳━┳━┳━┳━┓  ┃入江悠presents┃僕らのモテるための映画聖典    ┗━━━━━━━┻━┻━━┻━┻━┻━┻━┻━┛  ┌──────────────────────────────────┐ 【vol.492】追悼、映画の革命児ジャン=リュック・ゴダール。「映画の未来」を考える特集号 2/2 └──────────────────────────────────┘ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■【 07 】ラッパー・上鈴木伯周の「すべての映画はヒップ・ホップである」 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  いまやポップミュージックの代名詞的存在となっているヒップ・ホップ。  そんなヒップ・ホップを愛してやまないひとりのラッパーがこう言った。  「すべての映画は、ヒップ・ホップなんですよ」。ならば語っていただこう! +‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ┌─────┬───────────────────────────┐  【Vol.282】 「映画の未来」と”映画館”とラップ └─────┴───────────────────────────┘  どうもこんにちわ。ラッパー・上鈴木伯周、43歳です。  「映画の未来を考える」という特集号。  何からどう語ればいいのか…、しばらく途方に暮れましたが、  まぁ、ただのラッパー、ただの映画ファンの、半径1メートルくらいの目線で、  気軽に、ダラダラと書き始めてみようかなー、と思っております。  そもそも、コロナ禍以降、映画館に行く頻度がかなり減っている俺、という事実から、スタートしてみようかと。  ということで、いってみましょうイエッセッショー!  ■映画の未来と、映画館の未来。   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  コロナ禍以前、  例えば2019年は1年間で80本程度の映画を映画館で観ていました。  そこからコロナ禍に入った2020年は55本、2021年は50本に減少。  振り返ってみても「映画館に行けてないなー」って思うことが多々ありました。  そもそも、外出する用事が激減し、  なにかのついで、とか、帰り道に、とかで映画館に行くことがほぼ無くなりました。  昔はよく、打ち合わせの帰りに、とか、リハーサルの前に、みたいな映画鑑賞ルーティンがあったけど、そんな流れが本当になくなりました。  それは2022年現在も続いていまして、今年の劇場鑑賞本数は現時点で42本。  おっとっと。  コロナ禍での外出制限なんてほとんどなくなってきたのに、2022年も相変わらず劇場には行けていない俺。  そう、薄々気がづいてはいましたが、残念なことに、  そもそも「映画館に行く!」という当たり前だった行動が、なんだが億劫になっちゃってるのです。  「時間できたし、タイミング合う映画を観てかーえろーー!」  って、日常に自然と組み込まれていたルーティンが、  「よっこいしょ。今週も原稿あるし、いかなくちゃな~」  って感じに、なってるなー、と。  ひとまず、こんな状況では僕の「映画の未来」は、全然明るくない。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎週 水曜日(年末年始を除く)