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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4404号 令和4年10月5日(水)発行
発行部数 11,506 部
【人物を観るときの「八観六験」】
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【人物を観るときの「八観六験」】
政治家や経営者となると当然ですが、
仕事で部下を持ったときなどにも当てはまるわけですが、
「人物を如何に観るか」
ということはリーダーにとって重要なこととなります。
歴代総理の指南役と言われた、
安岡正篤が、『呂氏春秋』(『呂覧』)から、
このことについて「八観六験」を指摘しています。
この『呂氏春秋』は東洋思想の源流ともいえる秦以前、
春秋戦国時代の思想を集大成した書物です。
以下に「八観六験」を引用します。
八観
「通ずれば其の礼する所を観る」 (順調に物事が進んでいる時、何を礼するかを観察する)
「貴ければ其の進むる所を観る」(出世して、どういう人間を尊ぶかを観察する)
「富めば其の養ふ所を観る」(金ができ、何を養うかを観察する)
「聴けば其の行ふ所を観る」(よいことを聞いて、それを実行するかを観察する)
「止れば其の好む所を観る」(仕事が板についた時、何を好むかを観察する)
「習へば其の言ふ所を観る」(習熟すれば、その人物の言うところを観察する)
「窮すれば其の受けざる所を観る」(困った時、何を受けないかを観察する)
「賤なれば其の為さざる所を観る」(落ちぶれた時、何を為さないかを観察する)
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