第232号(2022年10月7日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもお読みくださり、そしてコメントやご質問もたくさん頂戴し、誠にありがとうございます。
さて、今週号のメルマガですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
今週は
【マルチイシューの交渉でどのように提案を出せば有利か】
についてお話しします。
ビジネスでも、紛争解決の交渉においても、
通常の交渉はほぼ必ずと言っていいほどマルチイシューです。
言い換えると、交渉を通じて獲得したい・解決したい複数の要素を当事者たちが持ち寄り、
それらがテーブルに置かれることで、解決を図っていくことになります。
持ち寄る要素は全く同じであっても、その出し方・提示の仕方によって、Outcome(結果)は大きく変わることが多々あります。
どのようにするといいのでしょうか?
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
次に【2‐国際情勢の裏側】のコーナーでは、
【核兵器使用‐パンドラの箱は開かれるのか?】と題してお話しします。
ついにプーチン大統領がウクライナ東・南部4州の併合に署名し、一方的に当該地方がロシアの“領土”となりました。
もちろん国際社会は認めてはいませんが、ロシアが“自衛のために”核兵器を使う根拠が揃いました。
ウクライナはNATO各国からの支援を受けて、東・南部において反転攻勢を強めていますが、
これまでに比べて、危険と隣り合わせのギャンブルという様相を呈しているかもしれません。
各国の目がウクライナ(と台湾)に向いている最中、今週に入って北朝鮮が2回の弾道ミサイル発射を行い、
今年に入ってから24度目の発射という異様なペースでの威嚇を続けています。
「そろそろ7回目の核実験や国連安保理決議違反となるICBMの発射を強行するのではないか」との憶測も出ています。
そして10月16日に5年ぶりの中国共産党大会が開催され、そこで習近平国家主席が異例の第3期目に入ると見られていますが、
その後、中国がいかに台湾問題に当たるのかも注目されるところです。
その3つの情勢に共通しているのが
【核兵器は使用されるのか?】
という問題です。
今回は“パンドラの箱”に擬えて、核兵器と安全保障をめぐる国際情勢の裏側を見てみたいと思います。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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